歪んだ心に惹かれるはボク


そんなボクの心が歪んでいるんだと気付く
人生とは繰り返し


頑張って生きようとする

後悔のないように

キャパなど無視して

頑張れるときがある

頑張れる自分は愛せる

だから

もっと頑張る


でも

あるところで

キャパを越えすぎて

身動きがとれなくなっている自分に気付く


頑張れない自分へと

まっしぐらに堕ちていく

生きることに

疲労した自分に気付く

何もできずに

脱け殻になった自分が残る

頑張れない自分は

愛せないし

愛されない


それでも

ときは無情に過ぎて



でも

ときが経ったら

立ち直れるって



前立ち直れたように




だから

待ってみよう



仕方ないって諦めてみようか



不安な未来も

頑張れない自分も

無視して

ときを無駄に

使ってみようか
苦しいよ


けど


誰かに伝えたら

少し楽になるかもしれないと思うけど


何も

思い付かないんだ


ただ

まっさらな渇いた心があって

頑張れない私がいて

追い詰められた環境がある




辛い



それだけはわかる


事実さえ

誰にも伝えないのは

きっと

まだ自分の中で

認められていないからでしょう



多分


強い自分を得ようと思って

独りで

我慢して

立ち向かっていける

そんな自分

欲しかったのに


真逆な場所にいる



進まなきゃって

わかってる


でも

なかなか進めない



助けて


なんて言わない

言えない


よくわからない



助けて

って言えるのは

何が辛いかわかってないとね



ぐにゃぐにゃ
しなしなな
歯車が

力なく

哀しい音たてながら

回らなきゃと
みしみしと
重い体動かし

それでも
歯車を
上手く噛み合わせることが
できない

上手く回らない
澄んだ心より

歪んだ心に


惹かれるはボク



歪んだ心は


人間の摩擦が生んだ

哀しい結晶



哀しい結晶を

ボクが

潤にしようなんて

おこがましいこと思わない



歪んだ心が生んだ

哀しみや

夢は

美しく在るから




ただ

美しいものより


少し濁った美しさが

美しいと思う




歪みから生じた

美しさを

ボクは

愛する
私は貴方に全てを伝えてきた


貴方は私の心を開いてくれた



でも

少し開きすぎたのかもしれません


貴方と出逢う前の私は
歪みすぎていて

今は
幼すぎる気がする



貴方に甘えていた

全て貴方に伝えた


それは

いいことだったのだろうか



何が正解かなんて

誰にもわからないけど



貴方に甘えすぎて

自己肯定してしまった気がします


自己肯定こそ

人生の終わりかもしれないのに



もっと強く生きてみよう


自己肯定に走るような

甘ったれた自分にならないように


自分は独りであって

それは

いつ何時でも

変わらない



そうやって生きていかなければ

自己肯定に走ってしまう

弱い私だから


私にはやっぱり

こっちの強がりな世界の方が

似合う気がする



純粋さとは

一体何だろう…



貴方との幸せが

純粋さだったとしたら

私はもう二度と純粋には

生きないかもしれません



貴方とサヨナラして

私は歪んだのかもしれない


でも

この

哀しげで

痛くて

虚しくて

優しい世界

私は好き