私と息子が体験した日々。暗く長いトンネル。けれど今、光がさしはじめた...これまでの記録。
ママ友から、大学病院の発達小児科の情報を得た。
急いで電話をすると、満杯だった。
しかし、数週間後空きがでて、病院へ行った。
診察後、投薬がされた。
グレーかと思っていたが、クロだった。ショックだけど、迷いから解放された。
息子に、飲ませてみた。
なんか、変な事が起きないか心配した。
しばらくすると、
息子は、座っていた。
座って本を読んでいた。
不思議な光景に見えていた。
後日、様子を聞く。
「薬を飲むと、風景が揺れない」
「トランポリンにいたから、今はぐるぐるしない」
と、息子は言った。
長い間、耐えさせた。
ごめん。
胸がザワザワした。
少し安心してもいいのだろうか。
なぜか、戸惑った。
しかし、その後息子の体調は、安定して行く。
薬を飲んで楽になるなら、それがいいと思う。
継続して行くと先の不安があったけど、現在を楽に生きてほしかった。
次は、学校問題が頭をかすめた。