こんにちは
飯能 エステサロン Floral Essenceです
いつもご愛読いただきましてありがとうございます
今日は冷たい雨でのんびりモードです
気になる今頃のお肌のことです
冬から春に向けてのこの時期の環境は~
気温の変化や花粉などの影響で肌がデリケートになりやすいです。
【気温変化を見ていくと。。。】
12月~3月の間が年間でもっとも気温が低くなります。
血流が低下し、皮膚温も下がるので肌機能も低下します。
肌トラブルも回復が遅れたり、お肌の悩みも深刻になりがちです。
【湿度と肌の水分蒸発量の変化を見ていくと。。】
湿度は10月から下がり始め、1月に入るとぐんと下がり、4月になる頃に上がってきます。
2月が乾燥のピークです。
それによって影響される水分の蒸散量は1月~3月がとても高くなります。
今度は皮膚についてです~
【皮膚の構造~表皮・真皮・皮下組織】
皮膚は 大きく分けると3つに分かれています。
●表皮
●真皮
●皮下組織
表皮 (皮膚を3つに分けた一番上)
気温が低くなることで肌の機能が低下し、ターンオーバーが乱れます。そうなると、乾燥、角質肥厚によるくすみに繋がります。表皮を拡大すると。。
【表皮の構造~角質層・顆粒層・有棘層・基底層】
基底層から角質層まで上がって垢となって剥がれ落ちるサイクルをターンオーバーといいます。(28日周期)
一番上に舞っている三日月のようなのが剥がれ落ちた老化角質です。
●角質層
●顆粒層
●有棘層
●基底層
28日周期の新陳代謝がスムーズにおこなわれると理想ですが、上記のような冷え、乾燥、バリアダメージなどがおこると遅れたり、角質細胞の列が綺麗に並ばず乱れます。
※表皮の一番上の層が角質層です。(濃いピンク色のところ)
体の一番外側で守ってくれています。
さらに細かく。。
【角質層の中】
ここには皮膚の潤いを保つ3の要素が存在しています。
●(天然保湿因子・NMF=ナチュラルモイスチャライジングファクター)
●(細胞間脂質・セラミド)
●皮脂膜
これら3要素が潤い・みずみずしさのもと
表皮の角層で起こる乾燥、小じわ、ごわつき、バリア機能の低下などのダメージは老化に進みますが
ここはまだ“小じわレベル”です。
その下にある
真皮 (皮膚を3つに分けた真ん中)
血液循環の不調。それによるくすみ。表で守ってくれているはずの表皮にダメージがおこると、真皮にまで影響がでます。
血流低下によるコラーゲン・エラスチン(ハリ、弾力のもと)の変性。
これらの生成に重要な役割のある線維芽細胞の働きの低下が起こり、しわ、たるみに繋がります。
ここ、真皮のダメージは“深いしわやたるみの影響を受けるレベル”です。
図のようにたくさんのハリ・弾力のもとが詰まっているのです。
もはや、カサカサする~だけのレベルではなくなります。
しかも。。。
秋からの乾燥、冬の寒さを耐え続けた3月の今頃、戦った肌は疲れていたり、ダメージはもっとも蓄積されています。
ここで整えて紫外線に備えられるようにしておくことが必要です。
それは・・
【紫外線のグラフの変化を見ていくと。。。】
寒くても、乾燥していてももう2月から紫外線の量も強さも上がり始めているのです。
冬の乾燥によりダメージを受けた肌に紫外線が追い打ちをかけます。
いつも通り保てている方は引き続き、慌ててしまいそうな方も、気になっている方も、あきらめずに回復させていきましょう!
肌へ施した努力は決して裏切りません
ホームケアではこんな風にして対処しています~
水分・油分どちらもしっかり補います。化粧水→クリームは必須です。
冬対策だけでなくエイジングケアが必要なら+美容液。
化粧水、クリームで乾燥が落ち着かない場合は+オイル美容液や乳液。バームクリームはほんの数回のお手入れでもかなり改善されます。シートマスクやローションパックもよいですが、そのあとにクリームでしっかり蓋をしましょう。
血液循環をよくするにはマッサージもよいです。基本はお顔の「下から上に、内側から外側に。」
向きが違ったり、力を強くいれると負担になりますので気を付けます。
クリームを塗る時に最後、手の平でお顔を包むのを10秒するだけでも手のひらから温かさが伝わります。
花粉症などで鼻の下がカサカサならクリームを2度塗り、3度塗りします。
オイル+クリームの重ね塗りもOKです。オイルはオイル美容液の他、ホホバオイル、スイートアーモンドがオールスキンに対応できるので使いやすいです。植物より抽出した油脂は細胞間基質を構造が似ているので保湿はもちろん、親和性にもすぐれています。
乾燥によりバリア機能が弱っているといつも使用している化粧水でもしみる場合があります。
そういう時は洗顔時もタオルで拭く時もいつも以上にやさしく丁寧に刺激を与えないようにします。
メイクを乗せる、落とすも刺激になるので日焼け止めまでしたら、極力控えめにしてあげた方が回復が早いです。
化粧水を塗布する時にパチパチと叩く姿をみることがありますが叩く=刺激 (▲叩く刺激は黒ずみや硬化の原因に)
になりますので、丁寧に浸み込ませるようにじっくり乗せるように塗布します。
ちょっと気にかけ、時間をかけてお肌をいつもより大切にしてあげると必ず変わりますよ
三寒四温の季節柄。。。
お肌もですが、お体にもお気をつけてお過ごしくださいね
あたたかい春が待ち遠しいですね