サロンでは、施術後にお出しするハーブティーとともに、数年前までは市販のクッキーや洋菓子を出していました。
でも食べものについて学ぶうちに、「やだ。もっとヘルシーなものを出したい。」と思うようになり、売ってないので自分で作ることにしました。
初期の頃は粉はまだ100%小麦粉で、それでも半分は全粒粉を使っていたので、「多少身体に優しいです。」なんて言ってました。
それから「こんな粉もあるんだ〜。使ってみよう。」などと試行錯誤をした結果、現在は小麦粉は3割くらいまで減らしました。
1週間くらいは、ある程度サクサク感をもたせたいのでこの割合。とりあえず、今は。
今週のクッキー。ココアと紫いも。
最近世間の傾向もそうなりつつありますが、私は肥満と病気予防に一番大事なのは、カロリー計算よりも血糖値の乱高下を抑えることだと思います。
＜血糖値が乱高下するしくみ＞
食後の急激な血糖値上昇→膵臓からインシュリンを大量分泌→血糖値の急降下→副腎からコルチゾール分泌→その乱高下カーブが一日中続く。
何故、血糖値の乱高下が問題なのか？
➀内臓脂肪が蓄積される・・・インシュリンの大量分泌が原因
➁甘いもの依存（中毒）になる・・・・急激な降下した時猛烈にまた糖分が欲しくなる
➂うつを引き起こす・・・急降下した時、気分も落ち込む
➃糖尿病になる・・・インシュリンが枯渇する
➃副腎疲労を起こす・・・コルチゾールが枯渇する
➄更年期障害の症状がひどくなる・・・内分泌（インシュリン）に連動して、性ホルモンのアップダウンが激しくなる。
何が、血糖値を急上昇させるのか？
GI値（食後血糖値の値）の高い食べもの：精製された炭水化物（砂糖、小麦粉）、じゃがいもなど。
GI値が低い食べもの:野菜、果物、豆類、全粒穀物、ナッツなど。
血糖値の上昇を抑制するために、いろいろな食べ方が提案されています。
食べる順番（ベジタブルファースト）、糖質制限など。
おやつを食べるときは、糖の吸収を抑えるのに「タンパク質」（豆類やナッツなど）と一緒に食べる」という方法もあります。
ということで。最近クッキーの材料に入れているのが、高野豆腐！
これを擦って粉にして入れてます（1割程度）。
クッキー自体がちょっと柔らかくなって、なかなかいい！
大豆粉、きな粉なんかもいれて、プロテインクッキー化？！
すっかり定番となったくるみ粉とか、紫芋、サツマイモ、カボチャの粉なんかも入れて、低GI値化を進めています。
お客様が食べなかったり、予約が入らないと余って、その分だけ自分で食べるのですが・・・。
密かにそれを楽しみにしています（？！）
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