セラピストになるまで⑤「勉強と経験」 | 【がんばりすぎる人に】薬草魔女が手ほどきする自分に優しくなるブログ

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さいたま市にあるアロマサロンのセラピストがお届けするブログ。
「アロマ」「お香」「ハーブ」「クレイ」「石」「音」
地球の恵みに癒されるコツ、
ちょっとマニアックな歴女と鉄子な日々も綴っています。

会社を辞めた後、さっそくリフレクソロジーの学校へ行きました(結局3か月で資格がとれた。)
そこで「代替医療」「ホリスティック医学」や基礎的な「解剖生理学」などを学びました。


「わお、今まで興味があったことを系統立てて教えてもらえている!」
と、毎日が新鮮でした。
アロマも何か資格をとっておきたいな。」と通信教育も始めました。

 

「足だけでは物足りない。」
「全身のマッサージを習いたい。」
「でもこれ以上お金を使うのは嫌だな。」

 

 

というわけで「身体も顔の施術も習得できて、さらにお給料がもらえる」某エステサロンに入社することにしました。
離職率の高いエステ業界での仕事は、確かにハードでした。
が、ある程度質の高い技術を習得できて、スパルタ式に施術の経験を積むことができました。
(あの頃ひよっこの施術を受けた方々、ごめんなさい・・・。)

 

 

しかしやはりここでも、自分のやりたいことと現実のギャップが出てきました。
チェーン展開しているエステ店での営業が心苦しくなってきたのです。

 


はじめに高いチケット(数十万)を購入していただいて、それを消化していくというあたりまえの方法です。
チケットが終わりそうになると、当然次の購入を促します。
基本的にはローンを組む形になるのですが、それが何重にもなっているお客様もいらっしゃいました。

 

もし自分がお客さんだったら・・・。
「自分の好きな時に施術を受けたい」
「高額のチケットは買いたくない」
「再来店を促されたくない」

 

「でも現実的には自分が望むような営業方法は無理なのかな?」と思っていました。

 

 

結局半年後に辞めることになるのですが、理由は意外なところにありました。
エステシャン必須の「脱毛」がどうしても習得できなかったのです!

 


当時はまだ電気脱毛が主流で、毛穴に鍼のようなものを刺して電流を流すというものでした。
が、私は「医者でも看護師でもないのに人に鍼を刺すなんて・・・。」と腰が引けてしまったのです。

 

人間もともと興味のないこととか好きじゃないことは、全然上達できないんですね。
先生や先輩にいくら叱られても、いくら練習しても、恐ろしくて手が震えてしまってました。

 

また新たな決断がせまっていました。

 

ここまでお読みくださりありがとうございました!