セラピストになるまで②「自律神経が崩れた会社員時代」 | 【がんばりすぎる人に】薬草魔女が手ほどきする自分に優しくなるブログ

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働き始めてから数年後、再び体調に翳りがさしてきました。
毎日痛いほどの肩こり、尋常でない冷え、消化不良、慢性疲労など。


その当時は「年のせいかなあ?」 と深刻に考えていませんでしたが・・・。

その頃は責任のある仕事を任されていた会社員としての生活に、いきづまりを感じていました。

 

ある程度上にいけば、自分の裁量が増えてやりやすくなると単純に思っていたのですが・・・。
実際はまったく違うことを、社会人の世界で学びました。

 


確かに小さな部分の裁量は増えますが、逆にもっと大きな部分でがんじがらめになっていくんですね。
大げさに言うと、自分の考えは消して「会社の思考」に染まっていかないとやっていけないのです。


そして「感情」と「思考」のはざまで葛藤がはじまりました。

 

感情のレベル
・ここではもうやりたいことがない
・異動が多くて落ち着かない
・これ以上は成長ではなく消耗の生活だ

 

 

思考のレベル
・恵まれているのにもったいない
・辞めたらやっていけない
・辞めることは負けること

 

 

今から考えると、「人から言われたことをただやる」ことが苦手な私は会社員には向いてなかったんですね。
このように感情と思考の間の葛藤で「ストレス」が高まっていて、自律神経のバランスを崩していきました。

 


会社を辞めてそれらの症状がなくなってはじめて、「精神的に無理していたんだなあ。」 と気づきました。

学生時代のアレルギーは「もって生まれた体質」だと思っていたし、自律神経の崩れも 「年のせい」とたかをくくっていました。


私自身もそうですが、誰でも自分のカラダのことは自分が一番鈍感かもしれません。
カラダが多少おかしくても「たいしたことはない」「まだ大丈夫」「みんなもっと大変だ」と、アタマで否定してしまいます。


自分で自分をだますのです。
そうして病気になってはじめて「無理をしていた」ことに気づいたりします。

 

ここまでお読みくださりありがとうございました!