カギ不登校

昨日の続きです。 不登校①



case 2

中学3年生から不登校
男子

ご相談に見えたのは
割と早めの
不登校になって、3ヶ月を過ぎた頃。


初回の3時間の
ほとんどを
良くなるために出来ることを
熱心に聞かれていた印象です。


この子の場合は、
鑑定してみると
《自然を欲する》と出てきます。

それが、
ご両親共
心当たりがありすぎて
耳を傾けてくれた要因になりました。

何が悪い訳でもなく
先生も、友達も、皆
優しくて
何が不満がわからないのが
ご両親のお悩みでしたが

都心のマンションへの
引っ越しとも重なり
環境の変化から
本人の心身バランスが崩れたとの
鑑定結果でした。



ご両親は
早速
半年間の、山村留学に
その子を送り出します。

気力をなくしていたその子は
最初こそ
不本意そうに行きましたが
1ヵ月もすると
電話での声が明るくなり
とても元気になりました。

そして、
そこから勉強も取り組むようになり
農業高校に進学。

今は、立派に働いています。

自然に関わる仕事ではないですが
もう、自分で
欲してるものを理解して
それを補う術も身に付け

自分をきちんと
コントロールしています。

自然に関する仕事をしていなくても
キャンプに行ったり
登山をしたりして
忙しい日々とのバランスを取れる
立派な大人になりましたキラキラ


むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符


10人の
不登校の子どもがいたら、
10通りの原因があります。

まず、
それを理解して
解消してあげることが必要ですが

その前に
親が
悩むことに不器用だったり
大人であることが辛かったりすると

いくら原因がわかったところで

本人の根本に
悩みたくない
大人になるのが怖い
があると
思うように、回復しません。



不登校に
親が、右往左往することで

子どもは
躓くのが怖くなり
また、起き上がるのも怖くなるのです。


親はいつでも
見られています。

大人になるとは
こういうことなんだ……という
見本です。


親が
まず 生活を楽しむこと。

悩むことを 恐れないこと。

悩みながらも、楽しい日々を
過ごすことは
子どもに勇気を与えます。


学校に行かせよう!
と、頑張る前に

親が
子どもの勇気に
なれるよう……

まずはそこから……
が、不登校の
根本解決の近道だと感じていますクローバー


皆様が
笑顔で過ごせますようにクローバー