皆様こんにちは。Mikoです👩⚕️
化粧品の処方の勉強をしていますが、これが本当に難しい!!!
有効成分はわかりやすいけれど
- 化粧品の防腐剤
- 化粧品の使用感を良くするためのあれこれ配合されているもの
- それに界面活性剤も種類がたくさんありすぎて「どんな働きをするか?」もひとくくりにできない
さらに、それだけではないのです!!!!
まとめて、勉強できるような本や教科書もない。
調べたくても、サンプルや資料も手に入らない……(あ、ここ数ヵ月さまざま交渉して、ある程度は入るようになりました)
もぉ~~~
ホントに嫌になる
そんなグチをこぼしつつ
自分なりにまとめて、資料を作っています。
そんな化粧品の中身作りですが、できるだけわかりやすく説明していきますね!
このブログを読んでいただくと
・化粧品の処方は何がどうなっているかなんとなくイメージできる
・自分の求めている化粧品にたどりやすくなる
毎日自分のお肌につけるものを選ぶ目が、養われます!
化粧水の処方構成を知る
では早速、お勉強スタート。
化粧水を処方するときの
おおまかな分類をお伝えします!
・水
・有効成分
・保湿成分
・有効成分を溶かすための基材
・界面活性剤
・防腐剤
ふ~ん・・・
・・・・
・・・・
で?
っと思いますよね。そこで
「ドレッシング」を思い浮かべながら考えていきましょう!
ドレッシングは、おうちで作るとしたら
- 酢
- 油
- 塩コショウ
- 砂糖
などなどです。
これを化粧水と比較すると
- 酢=水
- 油=保湿成分
- 塩コショウ、砂糖=有効成分
と言えます。
おうちで作ったこのドレッシングは、酢と油は一瞬は混ざり合うけれど、時間とともに分離しちゃいますよね。
自宅だと分離してもいいですが、スーパーで売っているドレッシングは分離しちゃっていると見栄えがいまいち……
そこで、分離しないように、乳化剤という水と油をくっつける成分を入れます。
この「乳化剤」=「界面活性剤」です。
では、このドレッシングに粉チーズ(有効成分)を混ぜてみましょう!
粉チーズは水にも油にも溶けません……
でもなんとかチーズを溶かしたい!!!
そんな時に登場するものが
溶けにくいものを溶かす液体......
化粧品だと「高級アルコール」などなど
最後に、
スーパーの売り場にあるドレッシング……常温で置いておけるようにしたいし
賞味期限も1年ぐらいは欲しいものです。
これを可能にするのが、
保存料=防腐剤
です。
他にも一気に容器からドレッシングが出すぎないように、ドレッシングの「とろみ」=「増粘多糖類」などもほしいですね!
いかがでしょう?
ドレッシングと化粧水の構成ってかなり似ていると思いませんか?
もう一度ドレッシングと化粧品の中身をまとめると
- 酢=水
- 油=保湿成分
- 塩コショウ、砂糖=有効成分
- 粉チーズ=有効成分
- チーズを溶かす液体=有効成分を溶かすための基材
- とろみ=増粘多糖類
- 乳化剤=界面活性剤
- 保存料=防腐剤
と言えます☺️
ご自宅で、作り立てのドレッシングを作るのであれば
不要な成分
- チーズを溶かす液体
- トロミ
- 乳化剤
- 保存料
など、使わなくても十分ドレッシングができます。
だって、最も大事な味のところには関係していない成分ですから。
同じように化粧水も
・有効成分を溶かす機材
・増粘多糖類
・界面活性剤
・防腐剤
は、何も肌がきれいになるためには役に立っていないことが多いので
配合されている成分の中で、本当に必要な成分(有効成分)はどのくらい入っているか? を考えて化粧水を選んでみてください!
*一部の界面活性剤は、有効成分が浸透しやすいように使われている場合もあります。
話はドレッシングと化粧水の比較に戻ります。
自家製ドレッシングであっても、作り置きをするなら、保存のための注意が必要になります。
このように、ドレッシングを使うたびに「悪くなったり腐ったりしたら大変」と
冷蔵庫で保管するし、数ヵ月使わなかったら
「もったいないけれど、もしかびてたりしたら危険だから捨てよう」と
体への悪影響を考えて捨てられる……
それなのに同じような構成の化粧品は、室温において、何か月も放置後、半年ぶりにそのまま使ってしまう。
私もついついやってしまいます......
でも、腐ったり劣化していたり、雑菌が繁殖していかもしれない
化粧水をお肌に塗っていると考えたら......
とてもコワい😱
使っていない化粧水は、封が当ていているのであれば、このブログを読んだ後、すぐに捨てちゃいましょう!!
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