子育ての矛盾 | 紀ノ本よしこ 子育て楽しくやろうよ!

紀ノ本よしこ 子育て楽しくやろうよ!

元公立小中学校の相談員、現在は子育てらくらくアドバイザーとして
相談者の声から学んだ子育てらくらくのコツをママにお届けします!


テーマ:
【きちんとではなく楽しく】

子どもを躾けること、これは親の大きな役割の一つですね。

「三つ子の魂百まで」というように、親が子どもに教えたことはその子の人生に大きく影響します。

ただ、親も教えること(しつけ)に慣れていないのでなかなかトンチなどは効きません。

ともすれば、押し付けのようになります。

それは時に、子どもには拷問のように感じてしまうことがあります。

しかし、この躾は身に付いておかなければならないことです。

例えば信号は
赤はとまれ
青はすすめ

など、誰もが知っておかなければならないし、変えてはいけない当たり前のことです。

しかし…
この当たり前は子どもに「みんなと同じでありなさい」を詰め込むことになります。


みんなが同じでなければならないことを教えられる…これが常識を身に付けるということです。


常識を身に付けることはとても大事なことですが、みんなと同じ考えしかできない子に育てることはその子にとって損することもあると思いませんか?


社会に出るといろんな場面で人とは違う考えを求められます。

企画する仕事を選んだりしたら大変です。人と同じことを考えていては仕事にならないのですから。


この矛盾を私たち親は常に強いられるわけです。

では、子どもにどのように伝えれば常識と人と違う感性を養うことができるのか!


さっきの赤信号ならその常識を逆手に取って、「赤信号みんなで渡れば怖くない」ってコピーを考えると流行ったりします。

これは常識を覆すことだからなんです。


子どもたちに常識を教えることはとても大事な親の役目ですが、ここにも面白い親の企画力が必要です。

常識を身に付けながら、子ども本来の感性も育てる企画。

それは、「羽目を外す時(場)をつくる」ことです。

例えば私は昔こんなことをしました。

ご飯は通常お釜のまま食卓には出しません。

お茶碗によそったり、おにぎりにしたりします。

しかし、ママが仕事で疲れて帰ってきた時におかずも作るの嫌だなぁと思ったら…

炊飯器ごとテーブルに置き、みんなで釜に手を突っ込んでおにぎりを作って食べる!

面白いおにぎりつくるのは誰?
自分の手で作れるおにぎりの大きさはどれぐらい?

などと通常やってはいけないとされていることをやらせてみる。

それが時には羽目を外すことです。

羽目を外すことで学ぶことがあり、またアイデアがどんどん出てきます。

そして、テーブルの上が散らかったら一緒に片付けるところまで手伝わせる。

人は楽しくなってテンションが上がると勢いで楽しくないことまでやれちゃいます。

こんな風に羽目も外しながら躾けることでマニュアル人間ではなく、感性豊かな子ども、ピュアな心を持った子どもを育てることが出来ます。

そして、面白さをたくさん味わった人は、また面白さを生み出すことが出来ます。

マニュアル通りな子育ては、つまらない人間を作ることになりかねません。

躾は大切なこと、それを分かった上で羽目を外すこと!


「そんな時もあっていいんだよ」と育てる。


「きちんと」ではなく「楽しく」躾けたいものですね。


子育てを楽しむとはこんな余裕を持つことです。



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