子育てにおいて
お子さんにわかってほしい時
注意したり、叱るとき
言い聞かせるときなど
しっかりと手を握り
目を見て伝える
と言われたりしますが
ここで少し注意したいことがあります。
しっかりと手を握る=ギュッとつかむ
ではありません。
できるだけ意識して
そっと優しく、でもしっかりと手を握る
方が良いと思います。
優しく手をつなぐイメージでしょうか。
たぶん、この状況は
大人は怒りの感情を抑え、
子どもにわかってほしいことを伝えようと必死です。
その時にギュッとつかまれていたらどうでしょう。
たぶん、大人が言っていることを理解しようというよりも
・・・コワい。
だと思います。
ということは できるだけ早くその場を去りたい。
「わかった?!」
と言われれば
「わかった」
と、わかっていなくてもそう答えます。
「何がわかったなの?」
と確認すると
「~~~だから○○ってことでしょ?」
と、大人が納得することを答えます。
子どもって大人が思っている以上に大人です。
どう答えれば大人の気分が良くなるか
(=早く自分を解放してくれるか)
小さくてもわかっていたりします。
「~~~だから○○」ということはそう言われたからそう答えただけ。
(その時に言っていなくても過去に言われた経験があれば)
本当は
「~~~だから○○ということはわかったけど
どうして△△じゃだめなのかがわからないんだけど・・・」
ということを言いたくても飲み込む。
だって、早く解放されたいから。
だから質問の仕方を習ったところで
それだけでは子どもの成長が期待通りに進むとは限りません。
もちろん、それがダメということでもありません
心の仕組みを知っていると
それらの方法も上手に使いこなせるのです。
子育てに悩むお母さん、
お子さんとかかわるお仕事をされているみなさん、
人を育てるお仕事のみなさん
ギュッとつかんでブンブン(上下に)しながら
言い聞かせたってお子さんの胸に届くのは
きっと違うこと・・・。
私は育児の経験がないので
「子育ての経験がないあなたに何がわかるの?」
と思われるかもしれません
が、
「子育ての経験がある人だと
できない自分が責められているようでつらい。
晴美さんは客観的に事実を伝えてくれているのが嬉しいし救われる」
と言っていただけたりするので
私が救われています
知っていると人間関係もラクになりますよ♪