新屋山神社版(東京大神宮版は記事の最後に)。
今月も、引いたおみくじに記(しる)された行くべき道を真摯に受け入れたいと思います。
富士山の麓に、金運上昇、商売繁盛、農林業繁栄の願いを叶えてくれる神社があるという。
その名は「山神社」、通称「新屋山神社」。
祭神は「大山祇の大神(おおやまづみのおほかみ)」。
大山祇の大神、「古事記」では、神産みにおいて伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)との間に生まれたとされています。
新屋山神社、金運アップで有名ですが、実は、「縁結び」「愛」について教えてくれる神社でもあります。
なぜか、新屋山神社境内には「夫婦木」と呼ばれる木があります。
その夫婦木社を守り、教えてくれるのが、新屋山神社の祭神、大山祇の大神を産んだ伊邪那岐命と伊邪那美命なのです。
参拝した神社:新屋山神社(山梨・富士吉田)
番号:第四十六番(第46番)
運勢:大吉
今回もおみくじに書かれている言葉に感動しました。
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春風の
吹けば
おのずと
山かげの
梅も桜も
花はさく
なり
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この言葉の意味を理解するための解釈ポイントは、今回は特に難しい言葉は使われていないようです。
この言葉の意味はこんな感じでしょうか。
春の暖かい風が吹けば、
少しぐらい心配事や悩み事があっても
なんの心配もない
この言葉を、このおみくじでは、具体的にこんなふうに解釈して、自分の人生をしっかり生きていきなさいと教えてくれています。
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心をかたくもって
一時の不運にあわてさわぎ思いまようてはいけません
本業をよくまもって静かにときの来るのをまちなさい
開運うたがいありません
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この言葉の意味はこんな感じでしょうか。
しっかり、自分の信じたもの、信じた道を歩みなさい。
時に、大なり小なり嫌なことや失敗があったとしても、やっていることが間違っていると疑ってはいけません。
自分がすべきこと、自分が進みたいと思う道をきちんと見据えて、そのタイミングが来るのを待ちなさい。
必ずや、目指したゴールに行き着くこと間違いなしです。
願望 気ながくすればととのう安心せよ
待人 来るがおそい
失物 物にかくれて出ず
旅行 十分でない 控えよ
商売 物価下る買うはわるし
学問 安心して勉学せよ
相場 売れ 大利あり
争事 人に任せるが利
恋愛 あわてず心をつかめ
転居 さしつかえなし
出産 安し 信心が第一
病気 気を強くもてなおる
縁談:先方へ思い通ぜず調(ととの)いにくい
「恋愛」は「あわてず心をつかめ」となっています。
これはゆっくりとではなく「しっかり」という意味かと。
「相場」は「売れ 大利あり」となっています。
株や投資にかぎらず、利益確定(クロージング)に向かっていいということ。
(C)新屋山神社
「御神石」と書いて「ごじんせき」と読みます。
「御神石」、実はお願いをする石ではありません。
神様にお伺いを立てる(質問する)石だそうな。
「御神石」を3回持ち上げて(作法があり御神石の脇に書いてあります)、石の重さが2回目が1番軽ければ「良」、速やかにことが運ぶそうな。
それ以外は「不」だそうな。
お伺いしたことは、最近の出会いについて。
軽く感じた事実に胸を躍らせ、気を引き締め直し、起こることはすべて、神様が望んだこと。
そう信じて、駒を前に進めます。
新屋山神社、本宮・奥宮までの道順(アクセスマップ)です。
奥宮は例年11月の頭に閉社されます。
奥宮の参拝は、林道が閉まるまで(林道の閉鎖は11月下旬~12月上旬)は可能だそうな。
東京大神宮で教えられた「この言葉に守られる【第四六番】春風の 吹けば おのずと 山かげの 梅も桜も 花はさくなり」もどうぞ。
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