蓼科山七合目の登山口。
凛とした表情が素敵です。
「ここから先は登山の装備が必要です」とあります。
蓼科山は、まず何よりも「体力」が必要です。
七合目の駐車場です。
きっちり停めれば12台くらい停まりますが、みんなザクッと停めるので、10台ぐらいでいっぱいになります。
写真向かって少し左に進むと100台クラスの駐車場があります。
蓼科神社の鳥居をくぐって、いざ出発です。
この登山道(ルート)は、「蓼科山頂」「蓼科神社」の標識がずっと出ているので、暗くなければ道に迷うことはないかと思うのですが、難点は、山頂までどのくらいか、距離もしくは時間が書かれていないことです。
スタート段階は、気持ちのいいフィトンチッドの森を歩きます。
緩やかだった道はこの辺りまでです。
突然急登が始まります。
このケルンが見えたら、気合入れてください。
ここから、本気で急登です。
長いな。
そう思ってしまう登りが続きます。
この看板の辺りも急登なのですが、この先に、本当の意味での急登が待っています。
急登と急登の合間に、右に行くと展望台の分岐が出てきます。
「展望がいい場所」からは白樺湖が見えます。
ここで、ちょっと体力を回復しましょう。
展望台からメインルートに戻ったばかりは、まだ安心。
長い急登が見えたら、ひたすらがんばりましょう。
崩壊もあるので、ルートファインディングが難しいですが、黄色い矢印や踏み跡を頼りに上に上に進みます。
そろそろ疲れ切ったと感じるころ、「将軍平」に建つ「蓼科山荘」に到着です。
「大河原峠」「天祥寺原」ともつながっているので、いろいろなルートからの登山客のターミナル駅のようになっています。
トイレのみの使用は有料で、200円を鳥の巣箱に入れます。
なんと「蓼科山荘」、バードウォッチングが楽しめます。
テラスの先にお鍋が置かれていて、そこに、ウソやシメが集まってきます。
登山客がほとんどいなければ、玄関先にも集まります。
バーダーとしては、ものすごい癒しです。
蓼科山荘のメニューです。
ペットボトルも販売されています。
ほかにも、お土産やグッズが充実しています。
のれんとTシャツが人気のようです。
こうやって、外から見えていると、小屋の中に入って見る陳列よりもフラッとのぞき見ることができるので、利用しやすいですね。
蓼科山荘から蓼科山山頂へ出発です。
スタートの瞬間だけ、とてもなだらかです。
あっという間に、岩のガレ場となって、急登となります。
途中鎖場などもあり、ひたすらに急登が続きます。
「頂上まで5分」の文字が見えたら、あとちょっとです。
本当に5分で「蓼科山頂ヒュッテ」が見えてきます。
トイレだけの使用は、こちらも200円となります。
蓼科山山頂の案内。
実際にはここから数分左に歩いたところがピークとなります。
こちらが「蓼科山」山頂です。
すぐわきに三角点があります。
この日は山頂からの眺望は一切ありませんでした。
頂上から少し行くと「蓼科神社奥宮」があります。
無事登頂できたこと、報告して下山となります。
雨に濡れた苔がきれいでした。
八ヶ岳自然教室で子どもたちを連れて「チャレンジ」してみたいと思う山でした。
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