《カンボジア支援活動 2017 Summer》Presented by 戸沢財団 | 編集者福田清峰の八ヶ岳南麓田舎暮らし 天使のように大胆に悪魔のように繊細に 八美里ファームと実践出版塾と

編集者福田清峰の八ヶ岳南麓田舎暮らし 天使のように大胆に悪魔のように繊細に 八美里ファームと実践出版塾と

八ヶ岳南麓で田舎暮らし。「森の中に暮らす生活」を楽しむ「八美里ファーム」におけるDIY、八ヶ岳周辺の大人の散歩道、主宰している八ヶ岳自然教室のことなどもを紹介。「5年愛される本づくり、そして10年愛される本づくりへ」をモットーに書籍を編んでいます。

2017年8月、理事を務める戸沢財団の養護施設支援の一環として、カンボジアへ海外支援に行ってきました。

 

日程の関係で機中2泊の4泊6日というハードスケジュールでしたふが、たくさんの子どもたちが笑顔になってくれたこと、そしてたくさんの仲間ができたことを、大変うれしく思いました。

 

我々の活動が、明日の世界平和へつながり、争いで文明を進歩ささせてきた人類史に終止符を打ち、そろそろ争いで科学を発展させるのではなく、平和のために文化を科学を進歩させられる世界になることを願ってやみません。

そして世界中に日本を好きになってくれる人が一人でも多く増えることを願ってやみません。

 

そして、世界中の子どもたちが笑顔で、自らの未来の扉を開けらられる社会が来ることを切に願います。

 

初日、2日目とシェムリアップで観光ガイドをしてくれたSOKさんが、運営している孤児院を訪問しました。

 

 

SOKさん自身、お寺で育ったことから、なんらかの事情があって親元から捨てられた孤児達を守れる施設をつくりたかったという夢を有言実行されている。

ヨーロッパ企業からの寄付である程度軌道に乗っていた運営も、ヨーロッパ企業の不況とともに途絶え、今はSOKさんのガイド収入がメインだそうな。

 

 

調理場、ここで3食の食事がつくられています。

カンボジアの施設としては標準的な感じです。

 

 

ピンクの洋服の赤ちゃんはSOKさんのジュニアです。

ここは孤児院というより、みんなが大家族として生活していくお家みたいなもの。

環境は他の施設よりも、「本気で取り組んでいる」生活・家族的教育に、たまらなく愛情を感じます。

 

 

洗濯物は男女関係なく、こんな風に干してあるのが一般的です。

この施設、シェムリアップの市街地から近く、便利なところにあるのですが、いろいろな支払いが滞りがちのため、地主さんから立ち退きを勧告されているそうな。

引越しの資金の目処は立たず、SOKさんは八方塞がりだと手をこまねいました。

それでも、自身で何かを切り開かなくてはいけないのが、責任を追った者の辛いところ。

日本であれば、クラウドファンディングやグッズ販売による募金活動、一般的な募金を募ったりすることも可能ですが、ここではまだまだどうにもならない様子。

それでもどうにもならないでは済まされないというのも現実です。

 

 

1階が男子寮、2階が女子寮になっています。

 

 

犬や猫も買っていて子犬がたくさん生まれたばかりでした。

ファミリーを地で行く温かさに心が救われます。

 

 

子どもたちに一人ひとりに、ペンケース、鉛筆、鉛筆削り、消しゴム、石鹸をプレゼントしました。

それと、日本のお菓子として今回は「最中」を差し入れました。

 

 

プノンペンで最初の訪問は、きれいに整備されている孤児院、「L'ORPHELINAT DE CAMBODGE ENFANCE DEVELOPPEMENT」です。

 

 

ここでも、子どもたちに一人ひとりに、ペンケース、鉛筆、鉛筆削り、消しゴム、石鹸をプレゼントしました。

それと、日本のお菓子として今回は「最中」を差し入れました。

さらに、サッカーボールを6個プレゼントしました。

 

 

みんなプレゼントを受け取って大喜び!

 

 

笑顔は世界共通で素敵だよ。

 

 

我々の訪問のお礼に民族舞踊を披露してくれました。

 

 

なんと、カンボジアサッカー代表ジュニア選抜に手が届きそうな子どもがいると聞いたら、一緒にプレーしたくなってしまいます。

 

 

大人チームと、子どもチーム2つの3チームで総当たり戦。

あまりの本気に驚き!

こちらも大人げなく……でも体力が。。。

 

 

滑るので、調子に乗って裸足でプレーしたら、案の定……。

 

 

足の裏の皮がべろりとむけてしまいました。

毎回毎回、海外視察は満身創痍で挑んでいます。

 

 

ここが調理場です。

しっかり整理整頓されています。

 

 

こんな感じでランチタイムに突入しています。

 

 

女子部屋。

ベッドのスペース以外、遊ぶスペースがないのが気になりました。

きちっと整理整頓されているのは清潔感があってとてもいいです。

 

 

プノンペン2つ目の孤児院は、「Sacrifice Families and Orphans Developmet Association (SFODA)」。


 

ここでも、子どもたち一人ひとりに、ペンケース、鉛筆、鉛筆削り、消しゴム、石鹸をプレゼントしました。

それと、日本のお菓子として「最中」を差し入れました。

さらに、サッカーボールを6個プレゼントしました。

 

 

男子部屋。

きれいに片付いています。

そして、このスペースがあるのはとてもいいと思います。

 

 

こちらが調理場。

キレイに片付いています。

 

 

子どもたちはすぐに遊びはじめます。

そこにサクッと混じると、めっちゃくちゃ喜んで遊んでくれます。

子どもたちとの遊びも世界共通、うれしいことです。

 

 

もちろん、どこへ行っても、笑顔だって世界共通!

笑顔があれば、いつでもどこでも、みんなハッピーになれます。

 

 

プノンペン3つめの孤児院は「Cambodian Students and Children fund organization」

プレゼントを受け取るために、みんなきれいに並んでくれました。

 

 

こんなに素敵な笑顔だから、絶対に未来の扉は開けるよ。

たくさん勉強して、運動して、とことん遊んでほしい。

 

 

持って行った「最中」が少し余ったので、じゃんけん大会!

ぼくに勝った人に最中をもう一つプレゼントです。

パーはpaper、グーはrock、チョキはscissors、みんな覚えてくれてかな?

 

 

こんな笑顔で最中を食べてくれました。

 

 

みんな、プレゼントに大はしゃぎ!

しっかり勉強しろよー。

 

 

どこの施設も共通ですが、男女の差甲斐なく洗濯物は干してあります。

 

 

施設の女子大生。

大学の進学率も上がるといいな。

 

 

夏休みだという小学生。

仲良し3人組でした。

 

 

右が男子寮。

左が女子寮。

こういう分け方もはっきりしていていいですね。

 

 

2日間ガイドをしてくれた日本人が運営している現地NPO団体のLitdaさんと。

ありがとう!

 

 

カンボジア、ボランティアビジネスが盛んであるという話を聞いての訪問。

子どもたちが踊りを披露したりして運営資金なりなんなりを稼いだりしている施設がたくさんあるそうな。

今回は、そうではない施設をなるべく選んでの訪問としましたが、行けば行くだけ、情も移り、してあげたいことも山積みとなります。

今回のカンボジアを無駄にしないように、これからの戸沢財団としての活動をしっかり練りこんでいきたいと思います。