一生に何度も観る映画「きみに読む物語」損得ではなく本当に愛しあった人といることが幸せなんだと… | 編集者 福田清峰の I Love You

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「5年愛される本づくり、そして10年愛される本づくりへ」をモットーに書籍を編んでいます。
ゴルフとバードウォッチングにハイキング、山登り好きです。
そして写真、ライブに演劇、バレエ、映画鑑賞と美術館めぐりが大好きな編集者&カメラマンです。


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こんな素敵な映画、ほかに知りません。
それが「きみに読む物語」です。

高校生のとき、遠藤周作さんの書かれた名作「恋愛とは何か―初めて人を愛する日のために (角川文庫)」を読んで、恋愛のバイブルはこの本だと思ったことがありました。
その日から、ことあるごとにこの本を推薦してきました。

恋愛とは何か 初めて人を愛する日のために / 遠藤 周作 [文庫]

そしてこの映画を観たとき、恋愛ってこうありたい、結婚ってこうありたいと考えさせられました。
この映画こそ恋愛のバイブルだと、本当に愛した人と一緒に観たいと、ここまで思った映画はありません。
とことん、素敵な映画です。
多くの人に見てもらいたいと思います。

これは持っている価値があるDVDです。

きみに読む物語 スタンダード・エディション [DVD]
ニコラス・スパークス
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こちらなら見放題です。

 


燃え上がるような恋、もしくは好きで好きでたまらない相手と出会った時、この恋愛が永遠であれと、誰ものが願うのではないでしょうか。
この物語の主人公アリー・ハミルトン(レイチェル・マクアダムス)とノア(ライアン・ゴズリング)もきっとずっと永遠だと思っていたはずです。

きみに読む物語
アリー・ハミルトン役のレイチェル・マクアダムス(左)とノア役のライアン・ゴズリング(右)

物語は、綺麗な夕日の湖でカヤックを漕ぐシーンから始まります。
最後の暮れなずむ人生の終着駅を感じさせてくれます。
美しい夕日の中を無数の白鳥が家路に戻り、ある療養施設の窓辺に佇む初老の女性を映します。
彼女こそがアルツハイマー病によって過去の思い出を失ってしまった晩年のアリー(ジーナ・ローランズ)なのです。
そんなアリーのもとに、デュークと名乗る男性(ジェームズ・ガーナー)が定期的に通って、ある恋の物語を読み聞かせていました。

きみに読む物語
デューク(晩年のノア)役のジェームズ・ガーナー(左)、晩年のアリー役のジーナ・ローランズ(右)

デュークは言います。
「平凡な思想の平凡な男だ……。
 でも一つだけ、誰にも負けなかったことがある。
 命がけである人を愛した。
 私にはそれで十分だ」

燃え上がる恋は、若き日のことではなく、年齢に関係ないものかもしれません。
ならばこそ、この物語、多くの人に見てもらいと思います。
初恋の相手と大恋愛をして、死ぬ時まで一緒に入られてたら、そんな幸せなことはないでしょう。

きみに読む物語

身分や家柄がどんなに違おうとも、好きなら、いつでも飛びついて抱きつき、たくさキスをして、ハグをすればいい。
その分、毎日ケンカして、罵り(ののしり)あい、翌日また抱きつく…。
そんな恋、してきましたか?

きみに読む物語
きみに読む物語

1940年代のノース・カロライナ州シーブルックが舞台です。
いい意味でのアメリカの田舎風景に時が止まったかのような憧れを覚えおます。

家族とひと夏のバケーションにやってきた良家の子女、17歳のアリーは、材木工場で働く地元の青年ノアの、彼女の周りにはいない無鉄砲さと強引さにあっという間に恋におちます。

きみに読む物語

夏の終わりのある晩、ノアは家に訪ねてきたアリーを湖のほとりにある古い豪邸に連れ出します。

きみに読む物語

その1772年に建てられたウインザー農園を買い取って、改築して納屋を仕事場にしてと、夢を語ります。

家は白、雨戸は青がいい、そして、ノアに出会って、自分の本当に好きなことは絵を描くことだと初めてきがついたアリーは、川に面したアトリエと家を取り巻く大きなポーチをつくってとお願いします。
そして、二人はどちらからともなく服を脱ぎ、未来は永遠だと信じます。

きみに読む物語
きみに読む物語

しかしアリーの両親は2人の交際を認めず、「ひと夏の恋」と切り捨てます。
夏の終わりと共に両親によって、そして彼ら自身がどうすることもなくいつものようにケンカをして、切れた糸が元に戻れぬように、突然のように別離の道を歩み始めます。
このシーンがとても切ないです。

きみに読む物語

夏が終わり、アリーは学校へ、ノアは勃発した第2次世界大戦へ出兵していきます。
やがてアリーは、戦時下にボランティアで看護した元兵士のロン(ジェームズ・マーデン)と新たな恋に落ちます。
家柄もよく富裕な弁護士であるロンとの結婚に、アリーの両親も大賛成で後押しします。

きみに読む物語

ロン役のジェームズ・マーデン(右)


そしてロンとの結婚式が目前に迫ったある日、アリーは地元の新聞に掲載されたきれいに改装されたあの家とそこに立つノアの写真に釘付けになります。

きみに読む物語
きみに読む物語

アリーは衝動的にシーブルックを訪れ、改装された家で、あの夏の夜と同じ場所でノアと再び愛しあいます。
これを「運命」と言わずしてなんと呼ぶのでしょうか。

きみに読む物語

翌朝目を覚ましたアリーは、ノアの用意した床に貼った矢印を辿ります。
すうrと、川に面したアトリエと無地のキャンパスが用意されていました。

ポーチで一心に絵を描くアリーを母親が迎えに来ます。

きみに読む物語

あなたにだけは後悔してほしくないと、自分が昔愛した人のところへアリーを連れて行きます。
肉体労働をするその人を尻目に、母はアリーに今の人生を選択して正解だったと、後悔していないと告げます。

物語の中で、夏が終わったあと、ノアはいたたまれず、アリーに手紙を365日書き続けますが、その手紙は母親の手に渡り、アリーが見ることはありませんでした。
アリーをなんとかノアと引き離そうとする母親に、アリーは私の人生を返して、手紙をことを話して迫ります。

ノアはアリーに書き綴りました。
「最高の愛は魂を目覚めさせ、人を成長させる。
 ハートに火をつけ、精神に平安を与える。
 君がそれをくれた。
 僕もあげたかった」

本当の恋をすると、心が本当に震えたり軋んだりすること、愛しいことが憎らしく、そしてイライラすることも、そして大きな声を上げて泣きたくなることを全部教えてくれる気がします。
それが、人の慈愛なのだと。

きみに読む物語

この愛はそんか得か、そんな打算的なことを考えずに、お金でも名誉でもなく、純粋に愛した人を選んだとしたら、その結婚は正解に決まっていると信じたいです。

きみに読む物語

そんなことを「出会い」「大恋愛」「ひと夏の恋」「引き裂かれ」「別の恋」「再会」「認知症」「一緒に死ぬ」という大きなくくりで、自分の人生に当てはめながら考えさせられる物語です。
この映画が教えてくれるのは、本当に愛したのなら、その愛は永遠であり、年をとっても、裕福であろうとなかろうと、その愛が変わらないという「愛の永続性」です。
年月とともに二人の愛し合い方に変化が出ても、根本は変わらないということを痛いほどに教えてくれます。

それが、ソウルメイトなのかもしれません。
本当に好きだと思いあえる相手と出会えるというだけで、どれだけ幸せなことか、それは計り知れないと思います。
あなたはただ一人の運命の人だと言える人に出会えたことがあるのであれば、それはなんたる幸せなことかと思います。

きみに読む物語

きっと早く出会えれば、これほどの幸せはないでしょう。
でも、若さゆえに離れてしまうこともあるやもしれません。
もしかすると遅すぎたほうがいいのかもしれません。
出会うのが遅すぎたほうが、涅槃で待つにしても、来世で探し当てるにしても、記憶が鮮明かもしれませんから。

好きな人の髪を洗えるって、意外とすごいことかもしれません。

きみに読む物語



原作をしっかり噛みしめてみたくなる作品です。

きみに読む物語 (ソフトバンク文庫)
ニコラス・スパークス Nicholas Sparks 雨沢 泰
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原作を英語で味わってみたくなる作品です。

きみに読む物語 - The Notebook【講談社英語文庫】
ニコラス スパークス Nicholas Sparks
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