もう一度見る映画「ダイアナ」真実の愛をつかむ難しさ。その恋は仕事よりもプライドよりも勝るのか? | 編集者 福田清峰の I Love You

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「5年愛される本づくり、そして10年愛される本づくりへ」をモットーに書籍を編んでいます。
ゴルフとバードウォッチングにハイキング、山登り好きです。
そして写真、ライブに演劇、バレエ、映画鑑賞と美術館めぐりが大好きな編集者&カメラマンです。


テーマ:

世界で最も有名で、最も愛され、最も傷ついたプリンセスといわれるダイアナ元英皇太子妃
「私たちの結婚は2人ではなく3人だった」と語ったチャールズ皇太子との結婚は、きっと美しくも苦しくも、想像を絶するものだったのかもしれません。
その、ダイアナ (プリンセス・オブ・ウェールズ) が、やっと彼女らしく生きようとした最期の2年間を描いた意欲作です。



『ダイアナ』
原 題: Diana
製作年:2013年
製作国:イギリス
日本公開:2013年10月18日
上映時間:1時間53分

監 督:オリバー・ヒルシュビーゲル
キャスト:ナオミ・ワッツ、ナヴィーン・アンドリュース、ダグラス・ホッジ、ジェラルディン・ジェイムズ、チャールズ・エドワーズ、キャス・アンヴァー、ジュリエット・スティーヴンソン



ダイアナを演じたナオミ・ワッツ、いいと思います。



ダイアナが求めたものはなんだったのか?
ダイアナが満たしたかったものはなんだったのか?

答えが見えた気がします。


懸命に自身の存在をアピールしながら立ち向かったアンゴラでの地雷撲滅運動や、国際赤十字の支援をはじめとした慈善事業への参加は、ある意味で彼女が生きていくための方向指示器として選んだ道かもしれません。





福祉活動を通じ、ダイアナは世界中の人から愛され、そして多くの人に愛を注いだのかもしれませんが、それでは彼女の心は満たされることはなかったのでしょう。

彼女が求めたものは、小さな恋のメロディーであり、真実の愛でした。
その愛に出会うことは、元皇太子妃の看板を背負った時点で無理であることは百も承知でありながら、埋められない心と寂しさを満たすために恋をします。

そして、やっと巡り会えたかもしれない最期の恋、それが、パキスタン人の心臓外科医ハスナット・カーンとの出会いでした。



ハスナット・カーンにしてみれば、人の命を預かる心臓外科医という集中力のいる仕事に就く身でありながら、世界から注目を集める「ダイアナとの恋」が大きな障害となります。



2人が幸せに暮らすには、イギリス国外しかないということになり、パキスタンでの生活を夢見たこともあったそうな。

しかし、マスコミから逃れるためにカツラをかぶったり、とにかく世界中から追われ続ける生活と、ハスナット・カーンの一族からの賛否ありと、たくさんの越えられない壁に出くわし、崩壊していきます。



それでも、心のどこかで求めあう2人は、互いに、静かなところでまた寄り添う会うことを約束しあったのかもしれませんが、なぜか、1997年8月31日に、フランスの首都のパリでの事故死の際、隣りにいたのはダイアナの最後の恋人といわれる武器商人でありロンドンの名門百貨店ハロッズおよびパリのリッツ・ホテルのエジプト人オーナーモハメド・アルファイドの息子ドディ・アルファイドです。



最後の恋と信じたなら、なぜ貫き通せなかったのか、なぜしがみつかなかったのか、仕事よりも、自信のプライドよりも、家族よりも、そのすべてを説得でき得る相手こそが最後の恋の相手なのではないかと思わずにはいられません。
そこまで、説得できるくらいお互いにちゃんと理解しあえていれば、愛しあっていれば、家族も社会もそれを受け入れてくれるはずではないだろうかと。
そこまでくれば、神様も真実の愛を認めてくれたのではないかと、ダイアナの最後の恋に疑問を感じずにいられません。



自らのプライドとして取り組んだ対人地雷撤去や社会福祉運動は美しかったと思いますが、最後の恋のお相手が武器商人のご子息であったことのほうが、自信の中での葛藤がなかったのか、今となれば誰も真実を知ることはできませんが、だからこそ、この映画、おもしろかったと思います。



この映画でもうひとつ書いておきたいのは、ヘア・メイクアップを担当されたのが、渡辺典子さんです。



こちらは撮影風景になります。




ダイアナ関連の本も読みたくなります。

ダイアナ 最後の恋 (竹書房文庫)
ケイト・スネル 大城光子
4812496667 

愛のダイアナ ウィリアム王子の生母「生と性」の遍歴
渡邉 みどり
4062186144 

完全版 ダイアナ妃の真実―彼女自身の言葉による
アンドリュー モートン Andrew Morton
4152081317 
 

 

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