華麗なるギャツビー【レビュー】「人生を賭けて愛せる人」に出会い、そして貫くという美しさ | 編集者 福田清峰の I Love You

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「5年愛される本づくり、そして10年愛される本づくりへ」をモットーに書籍を編んでいます。
ゴルフとバードウォッチングにハイキング、山登り好きです。
そして写真、ライブに演劇、バレエ、映画鑑賞と美術館めぐりが大好きな編集者&カメラマンです。


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この映画の魅力は何だろうか?

残念ながら原作を読んでいないので、その真意を測りかねるのですが、主人公J・ギャツビーのあまりにもピュアな気持ちが心に刺さります。

3D版を観ましたが、その奥行き、臨場感はちょっとワクワクさせられました。




『華麗なるギャツビー』
原 題:The Great Gatsby
製作年:2012年
製作国:アメリカ
日本公開:2013年6月14日
上映時間:2時間22分

監 督:バズ・ラーマン
キャスト:レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、キャリー・マリガン、ジョエル・エドガートン、アイラ・フィッシャー、ジェイソン・クラーク、エリザベス・デビッキ、アミターブ・バッチャン





今回で5回目の映画化です。
原作は、言わずと知れた村上春樹さんがこよなく愛するするF・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)」です。

1974年に、ギャツビーをロバート・レッドフォード、デイジーをミア・ファローが演じた「華麗なるギャツビー」を見たい見たいと思いながら、一度も見る機会を得ないまま、そして、村上春樹さんが翻訳した「グレートギャツビー」を読もう読もうと思いながら、一度も読む機会を得ないまま時が流れてしまいました。

作品としては、1974年の「華麗なるギャツビー」もあまり高い評価は得ていませんが、衣装を担当したラルフ・ローレンが一躍有名になりました。
高校生の頃、POLOなんぞ着はじめたり、ブリティッシュトラッドやアイビーにあこがれたころ、映画「炎のランナー」に感化され、そのとき「華麗なるギャツビー」の衣装を担当した「Ralph Lauren」を知って、よく着るようになりました。


今回、衣装を担当したのは「PRADA」「miumiu」「BROOKS BROTHERS」です。
今回は、男性の衣装はあまり際立ったカッコよさは感じませんでしたね。
女性はそれなりに美しき、高貴な雰囲気がよく出ていたと思います。


そして、ストッキング(タイツ)はスイスの「fogal」です。
1920年代、女性にとってとても大切なアイテムの1つだったストッキング。
それまでは長いスカートに隠されていましたが、このころからスカートが短くなり、ドレスの下の魅力的なアイテムに変わっていったそうな。

これは納得の一品です。




映画のなかでは、こんなシーンでできたりします。



  


コスメは「MAC」が担当しています。


パーティーシーンで惜しみなく飲まれ、使われているシャンパンは、もちろん「モエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)」です。


ジュエリー類は「Tiffany & Co.」です。
圧巻のアクセサリーが出てきます。


あらすじはたくさんの映画サイトに書かれていますので、そちらを参考にしてください。
公式サイト「映画華麗なるギャツビー公式サイト」はこちらです。


さて、気になったシーンをいくつか……。

バズ・ラーマン監督といえば、こういったシーンがお得意。
ギャツビー邸で夜な夜な繰り広げられるパーティーシーンはなかなか見応えがあります。




ギャツビー登場のシーンです。
小説のなかにも出てくる「最高の笑顔」。
これを言葉で読むのは簡単ですが、表現するのはかなり難しいと思います。
レオナルド・ディカプリオ(ギャツビー)の笑顔は最高でした。




5年前に愛した人(デイジー/キャリー・マリガン)は、すでに人妻となっていますが、ギャツビーはデイジーと夫のトムの住むイースト・エッグ家から湾をはさんだ向いのウエスト・エッグの豪邸を購入し、桟橋からデイジーの住む家の緑の灯火を見つめているのが印象的でした。




夫のトムにデイジーと踊っていいかと、承諾を得てダンスを踊ります。




このあと、ダンスフロアを離れて、庭の片隅で情熱的なキスを交わします。
デイジーは一緒に逃げられたらいいのにと言います。




デイジーは、トムと結婚する直前に戦地に赴いたギャツビーから手紙を受け取りますが、そのままトムと結婚してしまいます。
そして、罪作りな発言と行動を何度となく繰り返しますが、最後は冷徹な1人の女として、純粋に「不利」な条件を選択することはなく、こんな愛は損か得か、そんなジャッジしかしていないのかもしれないと、ちょっと首を傾げたくなる行動をとります。




デイジー役のキャリー・マリガン、このかわいさは、まさにはまり役です。




この映画、原作がアメリアk分学の傑作とまでいわれていますが、やはり、何度映画化されても、その甘美なる幼き愛の感情と、人の気持ちのグレー部分と、人の気持ちを天秤にかけることの切なさなど、描き切るにはまだ足りないかもしれません。

ただし、今回の映画で「ギャツビーが人生のすべてを賭けた“秘密”とは?」何かをひたすら描いた作品として、好感を持って評価したいと思います。

1人の人と出会い、その人をずっと愛すること。
そして、その愛のために障害があっても何としてもに越えようとする勇気を持てること。

再会したときには人妻になっていようと、俺のことを愛しているんだと、言い切れるほど人を好きになれるというのは、あまりに人として稚拙かもしれませんが、それくらいの愛なら、してみたいと思います。

「人生を賭けて愛せる人」に出会い、そして貫くという美しさ。

このひと言を描き切った作品として、好きな人がいたり、人を好きになりたかった利する人は、ぜひご覧になってみてください。


愛は一時(いっとき)の感情だけではなく、その出会ったタイミングでの2人の感情がどれだけシンクロするか、深く考えさせられる作品です。




村上春樹さん翻訳版を読んでみたいです。

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
スコット フィッツジェラルド Francis Scott Fitzgerald
4124035047 





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