ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2/この物語に勇気をもらった10年間。いよいよ完結! | 編集者 福田清峰の I Love You

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「5年愛される本づくり、そして10年愛される本づくりへ」をモットーに書籍を編んでいます。
ゴルフとバードウォッチングにハイキング、山登り好きです。
そして写真、ライブに演劇、バレエ、映画鑑賞と美術館めぐりが大好きな編集者&カメラマンです。


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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
英 題:HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II
製作年:2011年
製作国:アメリカ/イギリス
日本公開:2011年7月15日
上映時間:2時間10分

監 督:デヴィッド・イェーツ
製作総指揮:ライオネル・ウィグラム
製作:デイヴィッド・ヘイマン、デイヴィッド・バロン
脚本:スティーヴ・クローヴス
原作:J・K・ローリング
撮影:エドゥアルド・セラ
音楽:アレクサンドル・デスプラ
キャスト:ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン/レイフ・ファインズ/ヘレナ・ボナム=カーター 他



1999年12月ハリーポッターの第1巻「」が発売されました。
もちろんすぐに読んですぐに虜になりました。
このシリーズ、電車の中で読んでいても、ハリー、ハーマイオニー、ロンの活躍に、自分が思わず「よしっ!」と握りこぶしを振りかざしそうになるくらい、勇気をあたえられました。

「」が半年以上先の2000年9月の発売です。
そんなに引っ張っても、ファンが書店に行列をつくったくらいの人気でした。

何よりも、とにかくこの作品に「勇気を持つこと」「本当の友情」「恋をすること」「仲間を思うこと」「青春を駆けること」…たくさんのことを教わった少年少女がいることと思います。
そしてその読者だった子どもたちも、作中の主人公たちとともに実際に年を重ね、仲間、親友そして恋人と、リアルに考えながら作品に思いを馳せることができるなんて、構想だけでも身震いしてしまいそうですが、それを実際に成し遂げたのですから、喝采を送りたいと思います。


2001年、第1巻の「ハリーポッターと賢者の石」が映画化されました。
それから、今年が2011年ですから足掛け11年、8作品続いたシリーズもいよいよ最終章を迎えました。


ここから、多少ネタバレあります。

テーマはハリーとヴォルデモート卿の最終決戦です。
この宿命の対決を描きながら、その秘密と関わってきたキーマンの思いと謎を解いていきます。

物語の真実を知ったとき、すべてが「心」「愛」「勇気」が、ひとつの出来事が起きたために、「運命」といういたずらに絡み合ってしまったことに、胸が熱くなりました。
ハリーポッターシリーズを書いている途中にJ.K.ローリングは母を亡くしました。
そして、新たなパートナーと恋に落ち、そして、新たな家族を得ています。
そんな著者の気持ちが要所に散りばめられたことも、この物語の深さを感じさせる要因だと思います。
これも10年間というリアルな時間を物語と同時に紡いでいるからでしょう。


これだけの壮大な物語の芯を貫いて描かれたのは「母の愛は強し」「人を愛するということは守り抜く」ということ。
この力がどれだけすごいことなのか、今回の最終章で解き明かされます。



スネイプがダンブルドア校長を殺さなくてはならなかった理由、そして、ダンブルドア校長がハリーを守りながらも、最後にしなくていけないと言っていたこと、このあたりは複雑な思いにならざるをえませんが、その真実をスネイプの涙から知ることになります。


最終章の謎解きは7つの「分霊箱」です。
分霊箱の役割は、簡単にいってしまえば、肉体が滅びても、分割した魂が納めた分霊箱が存在するかぎり、その者が死んだことにはならず、魂が納められたすべての分霊箱が破壊されたうえで、肉体が滅びると、魔法をかけた者がやっと死ぬということになります。

分霊箱を1つひとつ破壊していくなかで、ハリーは分霊箱の最後のひとつが自分であることを知ります。

ヴォルデモート卿との最後の決戦、映画では割とあっさり描かれています。



実は、かなり深いものがあって、ヴォルデモート卿がポッター家を虐殺しようとしたとき、ハリーに放った「死の呪い」が跳ね返り、ハリーの母親がハリーにかけていた「ハリーを守る呪文」がヴォルデモート卿の中に取り込まれます。
そうなると、ヴォルデモート卿がどんなにハリーを殺そうとしても、ヴォレデモート卿が死なないかぎり、ハリーは守られてしまっていることになります。
さらに、最後の分霊箱であるハリーに対して「死の呪い」を放ちます。
魔法をかけるときには杖を使うわけですが、ヴォルデモート卿が「ハリーポッターと死の秘宝 PART1」で手に入れた最強の杖「ニワトコの杖」の真の所有者はハリーだったのです。
ニワトコの杖の忠誠心で、ハリーの中にあるヴォルデモート卿の魂(分霊箱)だけが破壊されることになり、そして、ハリーの放った「武装解除の呪文」によって魔法が跳ね返され、ヴォルデモート卿は完全に滅びます。

そして、ハリーは完全に体内からヴォルデモート卿が消えます。
これでハリーは死を選ぶ必要もなくなります。

ハリーとハーマイオニとロンと、最強の杖、ニワトコの杖を折って捨ててしまいます。
このあたり、ちょっとあっさりしすぎているかな? と思わざるをえませんが…

物語は19年後になり、ハリーとジニー・ウィーズリー、ロンとハーマイオニーはそれぞれ結婚していて、自分たちの子どもがホグワーツに入学するために9と3/4番ホームから送り出すところで物語は終わります。


しかし、本当にかぎりなく普通の少年としてハリーを描き切ったことも素敵だと思います。



最後はこの顔ですから、ちょっぴりオーラを感じないヒーローでしたね。
そこにいるヒーローだから、クラスメイトでいられたのかもしれませんね。

正直、ハリーポッターシリーズの最終章であれば、もっともっと激しく決戦の場面を描いてほしかったです。
シリーズを通して感じることですが、どうしても原作のダイジェスト版となってしまう感があります。
ハリーポッターと死の秘宝 PART1」が最高に面白かったので、「ハリーポッターと死の秘宝 PART2」は少し急ぎすぎてしまった感じを受けます。
PART1が2時間26分だったので、PART2ももう少し長くてもよかったかと思います。


それにしても、登場人物の感情をすべて描いた「大人の最終章」といったつくり、これはこれで評価できると思います。




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