ふなびき歯科の徒然日誌

ふなびき歯科の徒然日誌

倉敷市水島の歯科クリニック。ふなびき歯科です。

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新型コロナの影響でまだまだマスクや手袋の入手が困難だったりする日々が続いています。

そんななか、いつもお世話になっている方々からマスクの寄付をいただきました

皆様、ご自身でもマスクが必要な中、支援いただきましてありがとうございました。

こちらは、郷内地区を中心に発達障がいの理解と支援向けて活動されている”たんぽぽ団”さんからマスクの寄付をいただきました。

こちらは、来院される患者さんからいただきました。

これは院長用、スタッフ用のものもいただきました。

 

皆さん、ご支援ありがとうございます。

これからも院内感染対策をしっかりと続けながら診療を行っていきます。

早くコロナが収まりますように…

2018年3月に退職された山本(旧姓永峯)さんが、出産後お子さんを連れて訪れてくれました。

学生時代のアルバイトから当院に就職してくれて、そして結婚、出産を迎えられました。

何事にも細やかな配慮で頑張る彼女のことだから、きっと素敵なお子さんに成長していくことでしょうね。



今年の忘年会は、30周年のお祝いもかねての忘年会でした。
イタリア料理を食べたあとゲーム大会で盛り上がりました。
明日29日に掃除をしたら今年は仕事納めです。
また来年よろしくお願いします!

倉敷歯科医師会では、障がい者歯科診療において川崎医療福祉大学准教授の諏訪利明先生にコンサルテーションを年4回受けています。

コンサルを受けての子供たちの変化や我々の変化について、「自閉症スペクトラム症児の歯科診療に向けて~コンサルテーションで見えてきたこと~」と題して諏訪先生ご講演があるということで、スタッフで聞かせていただきました。

私たちの診療所でも、重松孝治先生にコンサルテーションを受けてご指導いただいたこともあり、毎日の診療に生かせる内容でとてもためになりました。

今年も日本障害者歯科学会に参加してきました。

今年は岐阜。

来年の大河ドラマは明智光秀の話ということで、また盛り上がりそうだと載せていただいたタクシーの運転手さんが嬉しそうでした。

今年も歯科医師会の障害者歯科診療でお世話になっている岡山大学の江草正彦先生が発表されていたので、勉強させていただきました。

4月以来、長い間発達障がいの患者様の初診受付を停止しておりましたが、この度、午前中に限って受付を開始する運びとなりました。

長期間ご迷惑をおかけしました。

今後、一刻も早く午後の受診も受けられるよう努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。 




小学校、幼稚園、保育園、発達支援センターと6つの校医、園医を任されていますので、全国の取り組みを学ぶことも重要です。
明日午前で終わりますので、昼からは診療いたします

 HPでもお知らせしていますが、4月からASDのお子さんの初診受付をストップしています。

患者数増加で受け入れることができなくなったのが大きな理由です。

また、妊娠・出産で退職したスタッフの穴をいまだに埋めることができていないという人員不足の問題もあります。

当院では、通常の歯科医院では診療を受けることが難しい子供たちを中心に診ていますが、診療を上手に受けることができるようになったお子様も引き続き診ておりました。

そのためどんどん患者さんが蓄積されてきたので、新しくASDの子供たちを受け入れることができるように上手に診療を受けることができる子供たちは一般の歯科医院に紹介して、空きが出たところに新しく初診のASDの子供たちを受け入れようとスタッフと相談して決めました。

よく考えれば、そうすることで”般化”にもつながるなぁということで、最近そういった「ふなびき歯科からの卒業」を進めています。

そんな中の一コマをご紹介します。

 昔から来られているASDのFくんのお話し。

これは先日Fくんにわたした表彰状です。

Fくんは、お母さんの努力もあって虫歯はありません。

ですが、歯並びに問題があって何本か抜歯をしなければいけませんでした。

虫歯の治療でも難しいのですから、抜歯となるとすぐにやりましょう!という訳にはいかず、何度もトレーニングして抜歯ができるようになり、結局3本ほど抜歯をしました。

そんなFくんは少し遠いところから来てくれていたので、来院するのが大変だろうということもあって、他の歯科医院で診ていただこうということになりました。

 そして、ふなびき歯科から卒業を伝える最後の日。

お母さんからこんなお手紙をいただきました。

 

「転院のことは、まだ伝えていません。

治療に支障が出ては困るので、すべて終わってから伝えようと思います。

ただ、「今日で最後」はきちんと伝えて、さよならをしないと次に行きづらくなるので・・・

私から、次は別の歯医者さんに行くことを伝えた後に「卒業」「頑張ったから表彰状」という。)ことで表彰状を渡していただいてもかまいませんか?

なるべくプラスの気持ちで転院してもらいたいと思います・・・!

よろしくお願いします。」

 

ということで、お母さんは表彰状まで作ってきてくれたのです。

それが写真の表彰状です。

それを治療が終わって(その日が最後の抜歯の日でした)渡したとき、案外ケロッとしているように見えたので安心しました。

(こっちの方がうるっと来ちゃったんですけどね(笑))

でも、以前にも別のお子さんで、来院最後の時に「ふなびき歯科は今日で終わりだよ」ってお母さんが伝えたときに涙を流してくれていた子供さんもいたので、Fくんがそうならずに安心しました。

 

きっとFくんなら次に行っても頑張ってくれることと思います。

ちなみにFくんご紹介した先生も、視覚支援を使いながら治療にあたってくれる先生なので、安心して任せられるいい先生なので、安心です。

 

Fくん、次に行っても頑張ってね!!

きょう診療に来たRくん

当院のオレンジさん(白衣の色)に

「なあ、なあ聞きたいことがあるんじゃけど」

オレンジさん

「なあに?」

Rくん

「男?女?」

オレンジさん

「・・・・・」

 

オレンジさんを知っている人は笑える話し(笑)

聞けば、彼女よく最近そういう質問を受けるそうで…

 実は、5月12日は当院の開院記念日です。

 今年はちょうど日曜日だったので、今日スタッフのみんなや退職した元スタッフさんにお祝いしていただきました。

そして、スタッフからは、みんなの似顔絵プレートを、退職した元スタッフさんからはきれいなお花や鉢植えをいただきました。

医院に飾っておいてあるので、また見に来てください。

 30年もたったなんて不思議な気持ちです。

ついこの間開院した気分ですが、あっという間の30年でした。

でも一番うれしいのは、30年の間にほとんどスタッフの入れ替わりがなかったこと。

ほとんど同じメンバーと30年を歩んでこれたこと。

だから25周年の時に撮った写真とほとんどメンバーが変わらなかったです(笑)

そして、退職しても顔を見せに来院してくれたり、子供を連れてきてくれる元スタッフさん。

そんな素晴らしい仲間と30年過ごせたことが一番の幸せだと思います。

 また、それだけではなく、患者さんも30年たてば〇×ちゃんと言っていたかわいい子が結婚して子供を連れて来院してくれたりします。

そんな何気ない日常に診療の喜びがあるんだなぁと感じます。

これからも、地域のために子供たちのために何ができるかをスタッフみんなで考えながら、日々診療に励みたいと思います。