お金持ちになっても幸せにならない? | 将来世代へのバトンを和泉市から〜小林大地のブログ〜

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株式会社アースライト 代表取締役 小林大地のブログ

利益に興味はあるけど、収入に興味のない小林です。


でもおいしい食べ物は大好きです爆笑
(こんなのなら毎日食べたい😍)


なんのこっちゃ。


ということで?
今朝は車屋仕事前に顧問税理士の先生と月次の打ち合わせでした。


そこで先生から、

「社長ももうさすがに役員報酬もっと取られてもいいと思うのですが、、」


との提案をいただき少し考えたものの、
結局そのままいくことになりました。




というのも実は私、 

10年以上給与は変わっていません。


給与というよりも役員報酬という収入ですね。


売上げは当時の10倍以上で、もちろん利益も上がっていますが、収入はずっと同じです。



コレを会社のスタッフに話すと夢がないような風に思われてしまうのですが、経営者仲間からは、


「意外と少ないですね!もっと持って帰ってると思ってました。」
「なんでもっと持って帰らないんですか?」

と、よく言われます。



でもね、興味ないんですよ。

お金は生活する上で当然必要だし、やりたいことや欲しいものを手に入れるためにも必要です。


でも、そもそもやりたいことや欲しいものが普段の生活にはなくて、全て仕事で手に入れたいタイプなんです。


だから会社に置いておく。

事業投資するためのお金は欲しいけど、
私生活でそんな使うことがないから、最低限あればいいのでそれ以上には興味がないんです。


だから利益欲はあるけど、収入欲はない。


あとは、お金を持った時の生活をリアルに想像できちゃうんです。


これね、意外と想像できない人、多いです。



「お金欲しい。」という人に限って、何のために何に使うかをリアルに答えられない人が多いんです。


で、もっと問い詰めていくと、

「そんなにお金を持ったことがないからわからないです!」

と怒ってくるんです。笑


「じゃあお金持っても無駄やん!笑」と、ツッコミたくなるほど。


お金の出口と目的がない。


つまり、漠然とお金を持てば幸せになると思っちゃってるんですよ。


確かにお金があれば選択肢は増えるので、不自由はなくなるかもしれません。


でも、不自由だからこそ家族や仲間との会話が増えたり、仲間と力を合わせて何かに取り組んだりすることで、小さな幸せを感じるものなのですが、それがなくなるとお金で解決できちゃうので、ある意味のストレスはないけど、ストレスがない分小さな幸せが感じられなくなるという弊害が出てきちゃうんです。

もちろん人によると思います。


でも、腐るほどお金があれば人間ラクをしたい生き物だからラクな方を選んじゃうものです。




当たり前じゃない当たり前の幸せに気づかなくなる。



逆にお金を持っている人ほど、お金に囚われていないので、心に余裕があります。


お金があるから余裕があるのではなく、
心が豊かでお金に囚われていないからこそ結果を出してお金を持っているということです。


そんな人ほど、他人のため、社会のためにお金を使います。




少し長くなりましたが、

お金持ち=幸せになる。

ではなく、選択肢が増えるということ。


そして、目的がなにか。



「とにかくお金が欲しい!」と思っている人は、生活の中で何に使うのかをリアルに考えてみてください。



毎日好きなものを食べる、
服を買う、
車を買う、
家を買う、
旅行に行く、
趣味に使う、



それ以外に何が出てきますか?



「起業する」と思った方は、なぜ起業したいのか?


全て答えられるか考えてみてください。




ある程度出しつくすと、


最終的には、社会貢献になるような答えに辿りつかれるかと思います。





結局、人は人のために何か役に立つことで認められたい(自己の存在意義を感じる)という相互扶助の精神や公共性を持っている素晴らしい生き物なんだと思っています。




感謝。