とあるフランチャイズオーナーさん。

自宅は埼玉県の奥の方。

 

フランチャイズに加盟したとき、本部に「いい物件がありますよ。都心のど真ん中で最高の立地ですよ」

と勧められた。

 

本部が借りて、転貸の形式。

 

埼玉県の自宅から二時間くらいかけて通い、お店をやることになった。帰宅も同じくラッシュを二時間。

肝心の店は本部の予測と裏腹で全然売上が立たず、利益はほとんど出ない。生活費も取れるかとれないか。

 

普通、フランチャイズオーナーさんは自宅のそばに店を開いたりして通勤地獄と無縁ですむケースも多い。

 

このオーナーさんは通勤地獄とフランチャイズ地獄がダブルで襲いかかり、必死でフランチャイズ地獄と通勤地獄からの脱出を図ったのでした。

 

藤原