『足すだけ英会話トレーニング』を使ったトレーニングをやってみました | 聴けない英語は話せない 

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前回ご紹介した中西哲彦先生(発行所:アルク 協力:茅ヶ崎方式英語会)の『足すだけ英会話トレーニング』を使ったトレーニングを、早速クラスで行いました。

 

足すだけ英会話トレーニング - 株式会社アルク (alc.co.jp)

 

 

 

 

 

この本は、「高校卒業程度の語彙と文法力を持ちながら、いざ英語を話すとなると、挨拶程度のやりとりで終わってしまう、深みのある話ができない、あるいはネイティブ同士の会話に入っていくのに躊躇してしまう、という悩みをお持ちの方に向けて設計されたスピーキング力をつけるための本です。」(本書から引用)とあるように、中級以上の方向けの本です。そこで、当教室では、大人のC2(中級)、C2.5 (中・上級)、大学生のC2(中級)、高校生のC2アドバンストのクラスで体験いただきました。

 

使ってみての私の感想は、「やっぱり語学はピアノや武道と同じように、練習するしか道はないんだな。」ということです。20年以上前だったと思いますが、当時、一般企業に勤めていた私は、会社が招いた英語スクールの代表の方の講演を聞いていました。その方は、ボードに大きなコップと、そこに水が溜まっていく絵を描かれました。そして、おっしゃったのは、「コップに水をどんどん注ぎ続けると、やがて水は溢れ出ます。英語もこれと同じです。空のコップからは何も出てきませんが、コップに水がいっぱいになったら溢れ出るように、みなさんの中に「英語」の水をどんどん入れてあげてください。そして、みなさんの器がいっぱいになったら、自然に英語は溢れ出ます。」というお話でした。それを聞いたとき、「なるほどな」とものすごく納得がいきました。つまり、インプットありき、ということですね。確かにインプットしなければアウトプットなどできません。今、大学で学んでいる英語教育学でもインプットの重要性は言われます。でも、日本にいる限り、インプットだけでは話したり書いたりできるようにはなりません。英語が第一言語の環境にいて、朝から晩まで英語を聞いたり読んだりする環境にいれば別ですが、日本で、週2時間程度、英語の教室に通っているだけで、あとは全部日本語、という環境下では、インプットし続けるだけでは話したり書いたりできるようになるのは果てしなく先の話だと思います。ですので、当教室は、教室で行う練習を「トレーニング」と呼んでいますが、まさに、トレーニングが必要だと思います。スポーツジムで、汗をかいてトレーニングするように、「脳に汗をかく」(こちらも本から引用)トレーニングをやって初めて話せるようになるんだと思います。

 

今回、こちらの本を使ってトレーニングを実施した生徒さんの感想はこちらです。

 

・めちゃくちゃ楽しい!(←良かったです!)

・少しずつ文章が長くなっていくので、負荷が低い。(←そうですね!)

・最初に、まず、文章の骨子となるところから練習を始めてみて、いかに自分が日本語の語順で英語を作ろうとしていたか、あらためて気づいた。(←良い気づきですね!)

・またやってみたい!(←やりましょう!)

・すごく良いと思った。ただ、自分ひとりで続ける自信はない。(←私も一人ではできないタイプです。)

・もう少しで頭がパンクしそうな一歩手前の変な高揚感と心地よい疲労感。(←これはpositiveなのかnegativeな意見なのか???)

・チョコレートを用意しておくことをおススメ。(←次回は是非!)

・英語での会議の前にやると、スムーズに英語が口から出てきそう。(←確かに!音声ダウンロードできますし、良いかも。)

・朝活のメニューに取り入れたい。(え?朝活されてるのですか?!凄い・・・)

 

このように、なかなか良い反応をいただきました。残念なのは、この本自体は、中級以上の方を対象としているので、初級も出してもらえると嬉しいなと思います。・・・と思っているだけではね、、、と、さっそく、初級用にいくつか類似トレーニングを作ってみました。初級のクラスの方には、来週、ご体験いただきます。

 

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これより以下は、こちらの本を使って教室でトレーニングを行おうと考えていらっしゃる先生のご参考になれば幸いです。

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この本は、文章5個が終わるごとに、トレーニングした文章を使った会話の練習がついています。つまり、5個でワンセット、という使い方ができます。(もちろん毎回、1個ずつでもOK) 1個の文章のトレーニングを終えるには、ポーズや説明を加えなければ、だいたい2分くらいです。でも、生徒さんのレベルによっては、説明が必要だったり、発音の指導が必要だったりするかも知れません。今回、教室では、文章5個と会話練習を行いました。それぞれのレベルでかかった時間は以下の通りです。

 

C2(中級)・・・1時間

C2.5(中上級)・・・50分

C2(大学生)・・・1時間強

C2アドバンスト(高校生)・・・40分

 

C2アドバンスト(高校生)より、C2.5(中上級)の方が普段やっていることは難しいのですが、高校生はとにかく覚えるのが速い!

 

今後、普段のトレーニングに活用できるようにさらに考えていきたいと思います。