半円型ミーティング(semicircle meeting)についてご紹介します。

このブログは、半円型ミーティングのやり方を紹介しています。また、半円型ミーティングを実践したり、利用する上で、知っていただけると良い思われる事柄について紹介していきます。

対象としている読者は、チームのミーティングを改善したいと思っているチームリーダ、マネージャー、メンバーの方です。教育や勉強会などで情報を共有するのに利用できます。

半円型ミーティングとは 
附箋紙を使ったスタンドアップミーティングの一手法です。アジャイル開発でよく利用される、KPTで行うふりかえりなどに利用します。写真のようにホワイトボードの前に半円型にならび、各自の意見を書いた付箋紙を順々に出しながらミーティングを行います。問題 VS 私たちの構図を維持するため、心理的安全性が確保されます。

 

ミーティングのフォーメーション

1)ホワイトボードに向かって半円型にならびます。
 

 図の中の円は人をの配置を表しており、
 Fはファシリテーターがいる場合の位置を示しています。

2)肩と肩が触れ合わないぎりぎりに近づきます。

3)腕組みはしないで手はまっすぐにおろします

 

ミーティングのやり方

1)タイムボックスを設定して、各自が付箋紙をもって、もくもくと書きます。

2)書いた内容を持ち寄り、半円型になります。

3)ひとり一枚ずつボードに貼り、書いた内容を説明をします。

4)時計まわりに、順々にはっていきます。(毎回ひとり一枚です。)

5)全員がすべて張り出すまで繰り返します。

6)その中からなにかを選ぶ場合は、「いっせいので!!」と指さしで決めます。

 

ミーティングの心構え

1)積極的に話すこと。

2)当事者意識をもつこと。

3)議題に集中すること。

4)ひとりで話すぎないこと。

5)問題に向かって話すこと。

6)他人の意見を否定しないこと。

 

半円型ミーティングのきっかけ

KAIZEN活動やアジャイル開発を支援している中で
活発に意見交換しているチームに着目しました。

どのようなフォーメーションで、どのようなやり方を

しているか。再現するにはどうしたらよいかを考えていました。
同じ形態でミーティングをできるようにするために、
あえて同じ状況をつくるようにルールを作成しました。

同じ状況でミーティングを繰り返し実施すると、

その行動にあわせ活発に意見交換できるようになりました。

半円型ミーティングの良い点
1)チームの状態が見える化される。

  この形態でやるように指示しても、従わない人がいます。

  腕組みをしたり、半円からはずれたりします。

  これは会議に取り組む姿勢が表れます。

  話し合っている内容を聞かなくても、チームの状態が見える化されます。

2)ファシリテータがなくても会議が進められる。

  付箋紙に書いて、一人一枚だしながら説明することで、

  ファシリテーターがいなくても各自の意見を引き出すことができます。

3)講演会や教育の場面で利用すると運営がしやすい。

  やり方を説明してその場でやればだれでも再現できます。

  外からみてチームの状態が見えるため、アドバイスも簡単にできます。

  輪から外れている人がいれば、ルールどおりにやりましょうね。

  腕組みをやめて、もっと近づいて話し合いましょう。

 ※グラウンドルールを組み合わせれば、チームにあった方法を作ることができます。

やってみるとわかること
1)パーソナルスペースをなくすくらい近づけば
  不用意なことは言えなくなる。
2)付箋紙をはりながら説明すると、自然にカテゴリーする。

3)テンポ良くやろうとすると、自分の意見を出すことに集中する。
  そうすると他人の意見を否定することを防ぎます。