こんにちは、ジムヲタ兼ダンス愛好家の籾山(もみやま)です。
2019年10月1日から始まるリトモスの新曲「リトモス61」の新曲発表会に参加しました。
素晴らしかったです。
今回、ウォームアップアップの後の2曲目はラテンです。
使用曲は「ウン・トラギート」(Un Traguito)。
スペインの男性3人組グループ「レリカ(Lerica)」のトニー・マテオと、スペインの女性歌手ベリンダのデュエットです。
曲の公式動画はこちらです。↓
https://www.youtube.com/watch?v=cpuD-JxHMqc
曲名の「Un Traguito(ウン・トラギート)」とは、スペイン語で「ちょっと一杯」「ほんの一杯」という意味です。
お酒を呑む時によく使われる表現ですね。
「ちょっと一杯」と言いながら、実際にはたくさん飲む場合が多いですので、日本のちょい呑みとは違うイメージになると思います。
歌の内容は、別れた恋人を一生懸命に忘れようとしている人の話です。とても切ない歌になっています。
サビの歌詞は以下の通りです。
■■■ サビの歌詞・読み方・日本語訳 ■■■
Un traguito pa' olvidarte
(ウン・トラギート・パ・オルビダールテ)
あなたを忘れるために一杯
Otro para levantarme
(オートロ・パラ・レバンタールメ)
立ち直るために、もう一杯
De las heridas que tú, que tú, que tú dejaste
(デ・ラス・エリーダス・ケ・トゥ、ケ・トゥ、ケ・トゥ・デハステ)
あなたが、あなたが、あなたが残した傷を癒すために。
さて、このサビの歌詞が、リトモスの振り付け(コリオグラフィー)にモロに反映されています。
まず、冒頭に左の人差し指で「1」をつくりますが、これは「1杯(ウン)」を表現していると思われます。
そのあと、親指を自分の顔に向けるのですが、これは、自分を指しているのではなく、お酒を飲んでいるポーズではないでしょうか。
またコリオの最後に、左右の人差し指で交互に指す動作が入ります。(左手で上→右手で前→左手で前)
これはサビの最後で「tú」(あなたが)を3回繰り返しているので、それに合わせているのでしょう。
このへんの動作は、腕をたいへん細かく動かすので、難しいです。
歌詞がイメージできれば、覚えやすいかも知れません。
全体的な振り付けのイメージは、以下のような感じかな、と思います。
(間違っているところがあると思います。随時、修正を入れていきます)
■■■ リトモス61の2曲目のラテンの振付イメージ ■■■
<前半>
(1)【左手で数字の「1」】
右足を前にタップ(かかとを上げてつま先立ち)。
同時に、左腕を前に伸ばし、左手の人差し指を立てて数字の「1」をつくる。
(2)【親指で自分を指す】
右足を右横に開いて、
ヒップを右に(重心を右)。
同時に左手の親指で自分を指す。
(お酒を飲んでいるポーズ)
(3)右足を左斜め前にマンボ
(4)右肩引いて右足からのシャッセでスタジオ右へ移動
(5)【ヒップ2回】
体をスタジオ右斜め後ろに向ける。
ヒップを左へ2回。
手もヒップと一緒に左へ2回振る
(6)【ヒップ1回】
左足をスタジオ左斜め後ろに持っていき、
体をスタジオ左側に向けて、
ヒップを左へ1回
(7)【チャチャチャ】
左足からのチャチャチャで元の位置に戻る。
<後半>
(8)【キックボールチェンジ】
右足のキックボールチェンジでスタジオ左へ移動
(9)もう一回右足のキックボールチェンジをする。
同時に、左手の親指で自分を指す。
このときは顔をスタジオ正面に向けておく。
(10)【右足のマンボ】
右足でスタジオ左に向かってマンボ。
右肩を引いて1回転のターン
(11)【左右のランジ】
右足でランジ(サルサのサイドステップ)
左足でランジ(サルサのサイドステップ)
(12)【左手で上を指す】
右ひざをニーアップ
同時に、左腕を上に挙げ、左の人差し指を上に
(13)【右手で前を指す】
右ひざをおろして右足着地(かかとも地面に付ける)。
同時に、右腕を前に伸ばして、人差し指で正面を指す。
歌詞で「Tu(あなた)」と言っているので、それにあわせた動きになっている。
(14)【左手で前を指す】
足はそのまま。
左手を前に出して、人差し指で正面を指す。
(15)右手胸、左手腰
<ファイナル・ポーズ>
親指で自分を指す。
ヒップは右。
(お酒を飲んでるポーズ)
以上です。
随時、訂正していきます。
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