ズンバのビジネスモデル

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インストラクターの横山です。

ズンバの凄いところはビジネスモデルだと思います。
これだけ世界、そして日本に普及した理由は、事業の仕組みがしっかりしているからでしょう。

ズンバの収益源は主に3つあると言われています。
「会費」「ウェア」「イベント」です。

■その1:会費
まず会費というのは、「Zin」というインストラクター資格を持っている人が毎月支払うものです。
資格は2日間くらいの講習を受ければだれでもとれるようになっています。
月額3000円くらいです。
会費を払う見返りとして、レッスンで使う曲の新曲を無料でダウンロードできます。
新曲は毎月10曲くらいリリースされます。
また、振り付けの見本となる動画もダウンロードできます。
(ネットやパソコンに詳しくない人は、CDやDVDとして郵送してもらうことができます)

ある意味では一種の資格商法といえます。
しかし、インストラクターの資格を使った仕事をしなくても、楽曲がもらえるというリターンがあるため、悪質な商法ではありません。
現に、インストラクターをやる気がまったくないのに、会員になっている人が大勢います。
会員になると、ウェアやイベントが割引されるというメリットもあります。

■その2:ウェア
ズンバといえば、カラフルなZumbaウェアです。
ズンバ愛好家の中心は、40代、50代、60代の女性です。
彼女たちはズンバにハマると、たいていズンバウエアを購入します。
タンクトップ、Tシャツ、パンツ、インナー、キャミソール、トップス、レギンス。
さらに、シューズ、タオルなど、気づいたら身に着けているものがZumbaだらけになっていたというパターンです。
次々と斬新なデザインのものを投入するため、「新作着てないとは恥ずかしい」みたいな雰囲気もあります。
「ウェアを買いすぎてクレジットカードが限度額を超えてしまい、使えなくなった」「旦那に怒られた」といった話はよくあります。

■その3:イベント
ズンバはイベントを定期的に行っており、全国から熱狂的なファンが集まります。
中でも、毎年11月ごろにごろ千葉の幕張で行われている「カンファレンス」は大規模なイベントです。
数千人が参加します。
その料金は、1日で18000円くらい。
普通に考えれば、とても高額ですよね。
でもズンバにハマっている人は、満を持して参加します。

この3つの収益源を支えているのは、
独特の熱気です。
スポーツジムで周囲の人たちが思わず一歩引いてしまうような熱いムードが、ズンバにはあります。

通常、スポーツジムのスタジオプログラムというのは、
ジムなどの施設側が支払うライセンス料が収益源となっています。
しかし、ズンバは施設側からお金をとりません。
このため、地方の小さな村の集会場でも、ズンバのサークルを定期的に行うことができます。
その集会場(施設)がズンバ協会にお金を払ったり、事前に了承を得たりする必要がないのです。
ズンバのすそ野が広い理由がここにあります。


横山英俊(インストラクター)

参考サイト