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周りを見ると オ-トバイが横転・・・・・・
バウンドしながら横すべりしていく・・・・・・・・・・・ 自分の身体も吹っ飛び 道路に叩き付けられる・・・・・ ヘルメットが壊れて 道路を転がっていく・・・・・ それを見ている私。 私は自分の交通事故を目撃しているのだ。 ヘルメットは歩道を歩いている女の人の足元まで転がっていった・・・・・・ その人が振り向いた。 ゛あれは合唱団のSさんだ !!! おおい 僕だよ 僕だよ !!!゛ Sさんはしばらく足を止めて事故現場を見ていたが・・・ やがて行ってしまった・・・。 Sさんが ゛大したことないみたい 私には関係ない・・・と 考えているのがわかる。 ゛おいおい ひどいよ あれは僕だよ 関係はおおありだよ !!! ゛ オ-トバイはガ-ドレ-ルに引っかかるようにして止まる。 自分の身体も二度三度バウンドし 「 く 」の字にねじれて 国道の片隅に横たわっている。 それを上から眺める自分。 ゛少しも痛くない。痛くないということは やはり夢なんだ゛。 自分を眺めることが出来るということも夢以外にない。 ああ驚いた。 よかった 夢でよかった !!!
口々に色んなことを話している。 「 歩道にあげないと危ない 」 「 もう死んでる 」 「 死体は動かしたらあかん 」 「 まだ生きている 」 「 現場は動かしたらあかん 」 「 オ-トバイからガソリンがこぼれてる 危ない 」 場所は国道一号線 自分が勤務する松下本社の手前の交差点 ちょうど救急病院がある。 すぐに担架が運び出されてきた。 私は担架で病院の中に運ばれていく。 その横を酸素マスクを持った看護婦さんが走る。
それを天井の高さで テレビカメラのように追う私・・・・ 私は検査室の診察台の上でレントゲンをたくさん写されている。
「 ひどいなあ これは・・・骨盤が砕けてる・・・足がはずれてる・・・・ おっと 首の骨もだめだよ・・・ほら この手 ぐしゃぐしゃ・・・・ ひどいもんだね・・・膝も 肩も・・・全身骨折だよ・・・・」 医者が看護婦と話しながら検査している。 ・・・・・・・天井からその様子を眺めている。 |

