
■不必要な検査や医療は受けないで
第1章から第3章は、高い専門性を利用し、がん治療でやりたい放題のことをしている医療界の印象を強く印象づけたが、第4章以降は、
間違った治療や検診に立ち向かう著者の戦いにシフト。どのように戦い、
その過程で達した新境地が中心になっている。
苛烈な戦いに、著者には味方する者などおらず、孤独な戦いを強いられる。そのため採用した戦法が、メディア利用し患者を味方につけることだった。『文藝春秋』にある論文が掲載されるとき、二人の娘に対して語ったことが、戦いの苛烈さを物語っている。
原稿を編集部に渡し、輪転機が回っている頃、ぼくはふたりの娘を呼び寄せて語った。「パパはこれから外科を相手に一戦かまえる。
それで、いろいろ迫害されて、うちは貧しくなるかもしれない。
覚悟しておいてくれ」と。(※同著より)
そして、戦いは無傷では済まず、代償が伴う。著者が支払った代償は、出世の道を完全に断たれたことだった。覚悟を決め、万年講師の道を受け入れた著者だが、覚悟を決めた人間は強く、しぶとい。万年講師生活で得られた時間を使って最新の医学論文を読み込み、メディアを利用してこれまでのがん治療やがん検診を真っ向から否定する言論活動を活発に展開する。その真骨頂といえるものが、『患者よ、がんと戦うな』であった。
面白くないのが、真っ向から否定された医療界。なりふり構わず著者を潰しにかかる。しかし、そんな医療界をよそに、患者は著者に味方し、著者の外来を訪れる新患は後を絶たない。セカンドオピニオンを求めて来る人が多いことから、著者は治療をせず相談だけを受けるセカンドオピニオン外来を開く。医療界との戦いから著者が読者に伝えたかったことは何か。それは、次の記述で明確に示されている。
人は自然にまかせて生活するのが一番健やかに、長生きできる。
だから読者には、不必要な検査や医療を受けないようにしてもらいたい。そのためには医療や治療法の知識以外に、医療業界の有り様について知っておくことも必要だろう。知らないとカモにされるのである。
ほかの業種ならカモられたところで、お金や財産を失うだけだが、医療では最悪の場合、命がなくなる。(※同著より)
医療は産業。治療代と検査代を稼ぎたい病院に、製薬会社や医療機器会社の思惑も絡む。様々な思惑が絡む複雑な構図の中で病院の言いなりにばかりになっていれば、助かる命も助からないことだってある。
長生きしたければ、賢くなるしかない。これが、
著者が読者に伝えたいメッセージである。
でも少しは聴いて!
ともに現場にいてそこから真実を叫ぶことは,
本当に難しい事です。
近藤先生は自身も左遷されて、まっこうから戦っておられます。
ガンという病気がどれほど悲惨か、救えないと告知されたら
救えない人に治療してもらっても、駄目よ、そして
同じ、たすからないのなら自然療法を試すべきです、
母の知り合いは毎日野菜をミキサーに入れて飲んでたり
ジャガイモを生のまま,
すって食べているわ、もう19年スキル癌と
共生して、そして今も元気よ
