.ヒトとは何か?
まず、我々人間は、60兆個の細胞の集まりだ。
(真核生物で多細胞生物で有性生殖の種である)
生命の黎明期の話だが、
実は、我々は、
顕微鏡でしか見られないような微生物から始まっている。
それが、「シアノバクテリア」の産生する「酸素」や、
2度の大規模な「全球凍結」により、
大気中の酸素が爆発的に増加して、
我々の身体は「多細胞化」して「巨大化」したのである。
そのひとつのひとつの細胞は、
実は、
「原核生物」と「好気的微生物(ミトコンドリア)」
の合体で生まれたのである。
それぞれ二つの種(生物)の
長所
(原核生物は細胞分裂と瞬発力、ミトコンドリアは持久力)
を携えて合体したのである。
これで、
瞬発力もあり、
持続力もある真核生物がうまれたのである。
ただ、
良い点ばかりではない。
酸素呼吸が必要になり、
酸素がないとすぐに死滅し、
栄養もコンスタントに摂取しないと死滅するようになり、
寿命も発生し、
激烈な環境変化に対し極端に脆弱になり、
簡単に絶滅するようになってしまったのである。
そんな弱点を兼ね備えながらも、
真核生物は多細胞化を遂げ、
有性生殖で、
世代ごとのごくごく僅かな、
進化を遂げながら
巨大化して人間になった。
その細胞が60兆個にくっついた(多細胞化)生きものが、
われわれ人間である。
(受精の時から、60兆個への旅はスタートしているのだが・・)
その細胞のひとつひとつには、
「生命維持装置」として、
「解糖系」と「ミトコンドリア」が、
存在する。
※具体的には生命維持装置は「ミトコンドリア」である。
細胞レベルでは、
心臓が決して生命維持装置ではない。
(生命維持装置の司令塔は
僅か4グラムの視床下部である。)
視床下部が、
60兆個の細胞内のミトコンドリアに
生命維持の指令を出しているのである。
視床下部がもう駄目だと判断したら、
ドミノ倒しのように全細胞のミトコンドリアに、
指令がいきわたり、
その生命体は旅立つのである。