虚偽記載の創業計画 | いっちゃんのひとり言

虚偽記載の創業計画

ある男の開業投資資金を調達するための創業計画書を見た。

この計画書の一番に職歴等の記載指示が出てくる。

過去に事業の経験の有無のチェックがある。

この男は「なし」にチェックしている。

しかし、大阪で1995年10月に資本金1200万円で通信機器の販売会社を設立し、何年か後に会社を潰して借金を逃れて東京に出てきている。

つまり、事業の経験は「あり」にチェックしなければならないが、過去の事業の失敗を知られたくないので「なし」にチェックしている。

虚偽記載である。

投資資金を引っ張るためには平気で虚偽記載をするのである。

資金・借入希望額で2522万円と記入している。

開業投資計画はフランチャイズの店舗経営となっている。

悪名高き「パン屋」のフランチャイズでもやろうと思ったのだろう。

そして自己資金は1620万円しかない。

驚くことにそのうちの1490万円はエクシア合同への出資金と配当となっている。

その他銀行からの住宅のローン6300万円。

事業失敗の国や銀行からの借入れは2億円近くあるはず。

しかし、不記載としている。

私はこの創業計画書を見て、50半ばの男の計画書かと驚いた。

小学生以下の計画書である。

もちろん、虚偽記載だらけであり、裏を取れば本人の信用はゼロとわかり、投資資金は一円も借入ができなかった。

審査機関をこの男はナメているし、今までに借りた金を返す気は全くない。

本人の職歴も自分に不利な点は全て隠して記載している。

この男の人間としての本質を見ているようだ。

自分に都合の悪いことは全て虚偽記載。

金はないが、国や人を欺いて金を引っ張ろうとする卑しい心根。

港区海岸あたりの一坪レンタルオフィスで「利益を出すコンサルティング業」をやっているらしいが、誰も信用をしない。

因果律。

この男の惨めな晩年は見えている。

近づいてはいけない詐欺男である。

 

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