志があってのものなり | いっちゃんのひとり言

志があってのものなり

40年以上もビジネスの世界に身を置いていると、実に多くの人に出会った。

数々の教えをいただいた。

野村證券に入社をし、サラリーマンを16年。

そして縁あってKOBE証券(インヴァスト)へ転籍し8年。

代表取締役としてKOBE証券を上場させることもできた。

貴重な経験をさせてもらった。

そして、48歳の時にオーナー経営者として今のファーストヴィレッジ株式会社を設立創業した。

あれから17年の月日が流れた。

決して全てが順風満帆ではなかったが、振り返ったら充実したビジネス人生だったなと思える。

与えられた仕事をとにかく一生懸命やっていれば、そのうちいいこともあるだろうと思ってやってきた。

なかったらなかったで、次にチャンスが来るはずだと楽観的にも考えていた。

実際には、いいことがなかったことも多かった。

全力で挑戦し努力をしたが、良い結果にならなかったこともあった。

途中で撤退した事業もあった。

大損した事業もあった。

人に裏切られたこともあった。

ビジネスの世界は厳しい。

常にハッピーエンドで終わる映画ではない。

しかし、全てのことは自分の経験として残り、次の機会に活かされた。

昨日より明日はきっと良くなると思って生きてきた。

何事もあきらめないことが大切だ。

夢や希望は誰でも持てる。

しかし、志がなければ事業は達成することはできない。

志がなければ夢の実現はないのだ。

一人の力には限界がある。

だからこそ、組織を作る力が必要。

井戸はひとりでは掘れない。

同じ思いを持って、掘り続ける同士がいなければ水は出てこない。

そして一番始めに井戸を掘った人への感謝を忘れてはいけないことも学んだ。

私がこれまで42年間携わってきた数多くのビジネスも、多くの方の力があって実現したものばかりだった。

感謝あるのみだ。

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