わきまえない女性 | いっちゃんのひとり言

わきまえない女性

元官僚の知人女性から、こんな話を聞いた。

日本の政界というのは、森喜朗元首相の「わきまえた女性」発言に象徴されるように、旧態依然とした男性社会である。

彼女の言葉を借りれば「まるで化石か遺跡」のような、日本で最も遅れている組織の一つだという。

帰国子女である彼女は、ずっと日本のジェンダーギャップに悩まされ続けてきた。

女性を「自分より小さい(劣った)人間」と認識している男性優位社会では、男性の意見にダメ出ししたりすると、「わきまえない女性」として煙たがられる傾向にある。

そうなれば業務に支障をきたすので、困った彼女は、「職場で男性と衝突せずに説得まで導く方法を伝授するキャリア女性のための研修」なるものを、自腹で受けたことがあるそうだ。

女性講師の教えはこうだ。

「職場で、女性である自分の意見を男性に受け入れてもらうためには、とにかく最初に相手を褒めることが肝心です。

胸元で両手を合わせるジェスチャーと共に、瞳をキラキラさせて、こう言ってください。

『こんなの初めてです!』

『さすが××さんですね!』

そう最初に褒めちぎってから、『ただ、ここはこういうふうにしたらどうでしょうか?』と、あくまでも疑問形で、自分の意見をさりげなく挟み込みます。

馬鹿馬鹿しいと思われるかもしれませんが、女性が自分の意見を通しながら仕事をするための必須事項ですので、割り切ってやってください。」

そう教わって、そこまでしないと女性は男性社会で生き残っていくことはできないのかと、暗澹たる気持ちになったそうだ。

その通りにやってみると、なるほど男性官僚との人間関係は好転していったが、心にもないことを言って媚びへつらう自分に嫌気がさしてしまった。

結局、彼女は某外資の日本支社にヘッドハンティングされ転職したのだが、そこでカルチャーショックを受ける。

フランス人の上司から、「○○はどう思う?」と意見を聞かれたのだ。

今、彼女は活き活きと働き、男性上司と共に足りないところを補い合って、数々の成果を出し続けている。

日本という国が先進国として成熟しきれていない理由は多々あるが、その一つが何であるか、察しの良い男性ならもうおわかりであろう。

 

 

 

バックナンバーはこちらクラッカー

 

爆弾おかげさまで7刷り御礼!爆弾

アップ『1億稼ぐ営業の強化書』アップ

 

営業マンのバイブル

『昼メシは座って食べるな!』


 

    
にほんブログ村