足を揉むことによって、以下のような効果・効能が期待されんねん。
※実感・効果には個人差があるで。
■西洋式
リフレクソロジーが広まった欧米諸国の人々は、東洋人に比べて痛みや刺激に弱いとされてんねんな。せやから、施術中に眠ってまうほどリラックスした状態になることも。どちらかゆうたら、リラクゼーションを主体としたリフレクソロジーが主流や。
*リラクゼーション効果が得られる
痛みの少ない西洋式は、施術の際に眠ってまう人も多く、心身ともにリラックスした状態になりやすいといわれてるんよ。
心身がリラックスした状態になると、脳波のアルファー波が増加することが科学的にも実証されとって、気持ちが穏やかになり、ストレスが軽減されんねん。
*自然治癒力・自己治癒力が高まる
足を揉むことで、体全体の機能が向上し、基礎体力が向上すんねんな。
*血液の循環、リンパの流れが良くなる
心臓から送り出された血液は、全身の組織や細胞に新鮮な酸素や栄養分を供給するんよ。そして体内の老廃物を吸収して、再び心臓へ戻んねん。体の中を循環する血液は老廃物を体外に排出させます。その力が向上し体調が整ってくんねんな。また、リンパの流れが良くなり、免疫力の向上やむくみも解消されるで。
*各器官や臓器の働きが正常になる
足を揉むことにより、その反射区に対応する各器官・臓器の働きが活発になるで。それにより、本来の働きができるようになるといわれてんねんな。
*ホルモンのバランスが整う
ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなど、現代社会はホルモンバランスがくずれがちやな。
ホルモンバランスがくずれると、男性は精力減退(精子の数が減少)、女性は更年期障害や生理前症候群(PMS)、不妊症などの症状が。
足を揉むことで、ストレス状態をやわらげ、体の機能が回復し、ホルモンバランスが整ってきよんねん。
*心身のケアに効果的
欧米ではリフレクソロジーがターミナルケア(末期看護)として、医療機関に数多く取り入れられてんねんて。
肉体のみならず、心にも働きかける効果が世界的にも認められてるんよね。
■東洋式
西洋式と同様やけど、さらに
*気の流れがよくなる
「気」とは、目には見えへんけど、生命活動を維持するのに欠かされへんエネルギーというべきもののことや。
中国では古来より「気・血・水」という流れが人の体にはあり、それらが互いに影響し合い元気になったり病気になるといった考えがあんねんて。
足を揉むことで気の流れが良くなり、心、からだ全体の回復につながるとされてんねんな。
*様々な病気・持病が回復する
西洋式よりも痛みを伴う東洋式は、リラクゼーション効果主体の西洋式よりも体の働きを正常化するという働きを重要視するんよ。
そのため、東洋式の反射区には病気別の効能が記載されとって、関連する反射区を揉むことによって、病気や持病の回復に役立つとされてるで。
また、表面には現れていないものの、いずれ病気に進行するその前に症状を抑えることにも効果的とされてるんよ。
■このような症状には足揉みが有効です
肩こり・首の痛み・四十肩・五十肩・腰痛・ぎっくり腰・ひざの痛み・座骨神経痛・高血圧・低血圧・リウマチ・胃炎・糖尿病・肝機能の改善・腎機能の改善・痔・蓄膿症・花粉症・不妊症・生理痛・自律神経失調症・緑内障・白内障・アトピー性皮膚炎・眼精疲労・不眠症・二日酔い・めまい・耳鳴り・頭痛・風邪・外反母趾・精力減退・食欲不振・イライラ解消・ダイエット・記憶力向上・更年期障害・冷え性・肌荒れ・むくみ・貧血・下痢など
※リフレクソロジーは代替医療の一つとして広く活用されていますが、病気を治すのが目的ではなく、あくまで自然治癒力を高め体の改善をはかるための療法です。医療行為ではありません。