クレーム対応研修の準備をしていて

思い出したことがありました。

 

 

あれは夏のとっても暑い日。

 

館内は冷房が効いているので、

ラーメンもおいしくいただけるだろうと、

迷わず行きつけのラーメン店へ。

 

いつもの味にホッとしたいと思い、

定番のラーメンを注文したところ、

スープの最初の一口に

「ん?」

と、首をかしげ・・・

 

二口目。

「ん?ん? う~ん。。。」

 

わたしの口がおかしいか?

なんだかいつもより

しょっぱく感じる。

熱中症対策で

少し塩分を濃くしているのかな?

それともわたしの思い違い?

と思いながら食べ進めると、

他のお客様が店員に

何やら意見を言っています。

 

話をよくよく聞いていると、

「スープ、少し塩が多いように

 感じるんだけど・・・」

 

あ! 同じ意見!

 

厨房に駆け込んだ店員が

調理担当のスタッフに告げると、

数人の調理人がスープを口に含み

話し合っている様子が見えました。

(オープンキッチンだったので)

 

気が付いたかな?

やっぱりわたしの味覚は正しかった?

と思いきや、

スープ担当の調理人は

首をかしげています。

 

 

厨房の中は館内の温度より

かなり高くなっているはず。

立て続けに来店されるお客様のために、

一生懸命に調理し、

きっと疲れは、たまっているでしょう。

40度を超えるような火のそばで、

しかも疲れた体で味見をすると

少し塩分が高めになってしまいます。

 

 

美味しく作るということは、

とても大変なこと。

その時の状況やお客様に合わせて

調味料の加減をするプロもいますが、

まずは味見をする調理人の体調も

大切ですね。

 

お客様のために

一生懸命になっているからこそ、

見落としたことは大きいかなと思った

ラーメン店での出来事。

 

他の調理人たちが気づき、

即座にお客様に詫びを入れていましたが、

それまでに来店したお客様は、

一様に同じことを感じて帰られたと思われ・・・

 

お客様の再来店に影響はあるでしょうが、

それ以上大きなクレームに

発展しなかったことが、

せめてもの救い、かな?