見始めてすぐ、あれどっかで観た作画だなと思ったら。私的大名作「ケムリクサ」と同じくたつきさんが監督で、制作をヤオヨロズが担当してるのね。フレンズのカバさんなんて、ケムリクサの長女にそっくり。乗り物に乗って移動するあたりもちょっと雰囲気似てました。そして何しろ「何とも言えぬ違和感」がすごく似てる。ケムリクサでは11話だったかで、ポッカーーーンとさせられたけれど。この作品でも、擬人化した可愛い動物キャラが楽しそうに動き回るけれども、そここに感じる「ロストワールド」的な感覚。その正体は…と。

 

終盤は意外な展開でパークを守るための、セルリアンとの命懸け?の闘いに。しかしケムリクサの時も感じたけど、本当に独特の感性と世界観。いわゆる天才、という事なんだろうと思う。「凪のあすから」とか「メイドインアビス」とかすごい世界観を持った作品はたくさんあるけれど、たつき監督の感性と世界感はホントに独特。破綻してしまいそうなギリギリな所、でもとても魅力的に出来上がっている。そしてこれをちゃんと作品として世に送り出してる、って事もまたすごいと思う。そして大変な人気を博してたとも思うし。

 

キャラクターデザインが秀逸なのも白眉。もちろんサーバルちゃんもとても可愛いのだけれど、私的にはハシビロコウちゃんがすごく特徴捉えてて可愛いと思いました。また彼女たちの生活というか生態というか、もうまく描かれていてどのフレンズもとても魅力的、素晴らしい世界観になっていたと思いました。

 

さてみんなで海を渡った一行。あれ、遠くに見えるのは瀬戸大橋!?近日2期を観てみようと思います、楽しみだわー。