胃ろう用チューブ : 高度管理医療機器と一般医療機器の違い
親の介護の中で特に医療面で使用していたものがそれなりに残っており
それらの処分をどうするか検討中。
思い入れがあるような品ではないし、欲しい人にとっては役に立つかもしれない。
とはいえ、一般医療機器以外に管理医療機器や高度管理医療機器もあるのが悩ましい。
私は管理医療機器や高度管理医療機器を売ったりする資格を持っていないので。
業者ではないので譲渡ならそのあたりは気にしなくてもいい?
そんな中、胃ろう用のチューブには一般医療機器と高度管理医療機器があることに気が付いた。
- 高度管理医療機器
胃ろう造設キットや胃ろう交換キットに含まれているものはチューブやシリンジ等も含めて高度管理医療機器。
一般的名称自体も長期的使用胃瘻用ボタンといったものとなっている。
- 一般医療機器
単品で販売されているチューブやシリンジ等は一般医療機器。
一般的名称も経腸栄養注入セットといったものとなっている。
滅菌処理の有無の違いはあるが物自体は同じもの。
それでも高度管理医療機器との記載があれば高度管理医療機器として扱わないといけないのかな?
胃ろう交換キットに含まれていたエンドビブボタンII持続投与セット。
高度管理医療機器。
これはISO 80369-3規格のものだが、旧規格においても高度管理医療機器と記載されていた。
単品で販売されていたカンガルーボタンII持続投与セット。
一般医療機器。
現在では新品はこれしかないが、エンドビブボタンII持続投与セットでも同様。
※ 名称等は異なるがカンガルーボタンII持続投与セットとエンドビブボタンII持続投与セットは同じもの。