12月は、日本の株式市場において配当金ラッシュ
が訪れる特別な月です。
この時期、権利確定月を終えた国内企業の配当金が怒涛のように証券口座へ振り込まれ、毎日がちょっとした嬉しくなります。
本日12月6日時点で、すでに税金控除後の国内株式配当金として約4,000円が入金されています。
さらに、配当金だけでなく、銀行預金の利息も入ってくるタイミングと重なります。具体的には、現在利用している金融機関から、以下の金利収入も発生しています。
- SBI新生銀行:900万円預金(半年金利1.0%)
- 住信SBIネット銀行:200万円定期(1年金利0.8%程度)
そして、これから年末にかけては、国内株式からのさらなる配当金に加え、米国株式ETFであるVIG(バンガード・米国グロース株ETF)からの分配金も入金予定です。
これら全てを合計すると、まだ確定ではありませんが、12月だけで配当・金利収入が合計5万円を超える見込み
です。
これは、毎月の給与とは別に、日々の生活を少しだけ豊かにしてくれる、嬉しい臨時収入となります。
目次
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昔は「再投資」一択!今は「生活の豊かさ」へ意識をシフト
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最初の投資:ユニクロの極暖ヒートテック
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満足度が最も高かったのは「大切な人への贈り物」
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配当金は「複利」だけでなく「幸福」も生み出す
昔は「再投資」一択!今は「生活の豊かさ」へ意識をシフト
以前の私であれば、せっかく入ってきた配当金や金利収入は、文字通り全額「再投資」
に回していました。
少しでも早く資産を増やしたいという一心で、「お金を使わない方がもったいない」とさえ考えていたのです。
これは資産形成の初期段階においては非常に重要な考え方です。
配当金を再投資に回すことで、複利効果を最大限に享受し、資産増加のスピードを加速させることができます。
しかし、ある程度資産が形成され、投資の目的が「ただ増やすこと」から「人生を豊かにすること」
へとシフトするにつれて、考え方が変わってきました。
「自分の生活が豊かになることだったら、罪悪感なく使おう」
そう決めてからは、お金を使うことへの心理的な抵抗感が薄れ、本当に価値あるもの、すなわち生活の質を向上
させてくれるものを見極めてお金を使えるようになりました。
配当金は、私たちの労働の対価ではなく、資本が働いてくれた対価なので、
躊躇なく使うべきだと思えました。
最初の投資:ユニクロの極暖ヒートテック
この新しい考え方を実践して、最初にお金を使ったのが衣料品です。
最近めっきり寒くなってきましたが、私は5年以上前に購入した(しまむらで購入)冬用肌着
を着続けていました。
しかし、生地は厚いものの、裏起毛の毛がへたってしまい、全く暖かさを感じないことに気づきました。
そこで、12月5日に近くのユニクロへ直行しました。
- 購入品:ユニクロの超極暖ヒートテック(長袖・クルーネック)2枚
- 価格:1枚1,990円(セール品?)(合計4,000円弱)
以前の私であれば、
「服でもない、人目に触れない肌着に、1枚2,000円近くも払うなんてありえない!」![]()
と考えていました。
肌着はセール時期を狙って、値引きされたものしか買わないのが常でした。
しかし、今回思い切って購入した新品の「極暖」は、これまでの肌着とは驚くほど違いました。
- 着心地:肌に当たる部分の起毛がふわふわで、全身が心地よく
包まれているような暖かさ。 - 生地:昔のものより生地自体は薄いのに、保温性は格段に向上している。
たった4,000円弱の出費で、日中の快適さが劇的に向上したのです。
最高の投資
だと実感しました。
衣料品の中でも、フリースや肌着など、
「消耗品であり、かつ快適さを提供してくれるもの」
は、古くなったら迷わず定期的に新品に交換する価値があると感じています。
肌に直接触れるものの快適さが、日々の気分を大きく左右することを再認識しました。
満足度が最も高かったのは「大切な人への贈り物」
そして、自分自身のためだけにとどまりません。
私の満足度が最も高かったのは、「大切な人へのプレゼント」
にお金を使うことでした。
これは、自分の喜びだけでなく、相手の喜びという形で満足度が二重になるためです。
1. 疲れを癒す充電式ホットアイマスク(昨年の父の誕生日プレゼント)
昨年、父の誕生日プレゼントとして、充電式のホットアイマスクを贈りました。
以前の私は、電子レンジで温める小豆のホットアイマスクを使っていましたが、使用回数の制限や、温め加減の難しさ、小豆の匂いなどが気になり、使い勝手が悪い
と感じていました。
そこで、自分用に充電式のアイマスクを購入したところ、電源を入れるだけで手軽に目の疲れを癒せる快適さ
に感動し、眠りが深くなるという効果も実感しました。
パソコン作業などで目を酷使する機会が多い父に、この体験を共有したいと思い同じものをプレゼントしたところ、非常に喜んで使ってくれました。
日々の生活で
「あると便利だが、自分ではなかなか買わないもの」![]()
を贈ることは、非常に喜ばれるという発見がありました。
2. 「ヒツジのいらない枕」至極(今年の父の誕生日プレゼント)
そして今年の1月には、父の誕生日があります。
今年は、私自身が欲しいと思っていた「ヒツジのいらない枕 - 至極(スタンダードモデル)」をプレゼントすることにしました。
この枕は税込15,800円と決して安くはありませんが、以前店頭で試した際に、その包み込まれるような寝心地に感動していました。
「これは自分が本当に欲しいものだから、きっと父にも良いはずだ」![]()
という確信がありました。
今回は、ちょうど楽天市場のイベント期間中であったため、15%オフの割引と、楽天マラソンの買い回りポイント、さらにはクーポン利用により、実質1万円程度で購入することができました。
自分自身の快適さだけでなく、家族の健康や快適さのためにお金を使う
ことは、贈った側の満足度も非常に高いことを実感しています。
配当金という臨時収入があったからこそ、迷わずこうした高価ながらも価値のあるものに投資することができました。
配当金は「複利」だけでなく「幸福」も生み出す
資産形成の過程で、配当金の再投資が重要であることは揺るぎない事実です。
しかし、ある程度資産が増えたら、その成果の一部を「生活の質の向上」
や「大切な人の幸福」
のために使うことで、人生の満足度は劇的に高まります。
「使わないことがもったいない」という思考から、「本当に価値ある使い方をしないことがもったいない」という思考へシフトしたことが、私にとって大きな変化でした。
特に、日常的に使う肌着のような「消耗品かつ快適さを提供するもの」
や、家族の健康に直結する「質の高い睡眠グッズ」
への投資は、少額からでもすぐに生活の質を上げてくれます。
配当金は、単なる資産を増やすための「複利」の源泉であるだけでなく、私たちの人生に「幸福」という名の利益をもたらしてくれる最高の臨時収入でした。
