こんにちは!

 

投資家の方は、どんな銘柄に投資をしていますか?


今日は、私が「遊び」と割り切って毎日コツコツと購入しているレバナスについてお話ししようと思います。

 

王道のインデックス投資とは一味違う、私のレバナス投資法と、そこから学んだ「欲」との向き合い方をお伝えします。私はメインに楽天証券を使っています。

 

目次

  • 「早くお金持ちになりたい!」という欲望との出会い

  • 私が編み出した「レバナス投資」の独自ルール

  • 「半分売却ルール」と新たなレバナス

  • 結局、一番の正解は…

 


「早くお金持ちになりたい!」という欲望との出会い

レバナスを始めたきっかけは、YouTubeで投資系の動画を見まくっていたことです。

 

早くお金持ちになりたい!キラキラ」と思う一方で、「失敗して資産を失うのは怖いアセアセ」という気持ちも強くありました。


頭では、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)やeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)といった王道のインデックス投資が一番堅実だと分かっていました。

2018年からつみたてNISAやiDeCoでこれらを積み立て、着実に資産を増やしています。


それでも、心のどこかで「もっと早く資産を増やしたい!」という気持ちが抑えきれず、YouTubeでレバナスのシミュレーション
NASDAQ100指数とレバレッジを15年間積立投資した結果:【投資塾】知らないより知っていた方が役立つ話動画を見ては、その夢のある上昇率に心惹かれていました。

 

 

 

リーマンショックやITバブル時からのシミュレーションでは、元本が何倍にもなる可能性がある。

 

これはどうしてもやってみたい!爆  笑」という思いが強くなり、2022年4月からレバナスを買い始めました。

 


私が編み出した「レバナス投資」の独自ルール

最初に購入したのは、「楽天 レバレッジ NASDAQ-100」でした。

このファンドは2021年11月17日に運用が開始され、米国の代表的なハイテク企業100社で構成されるNASDAQ-100指数の、日々の値動きに対して概ね2倍となることを目指す為替ヘッジありの投資信託です。

値動きが激しいレバナスに対し、最初は怖さもあり毎日100円ずつ購入していました。

しかし、レバナスは上昇相場では大きく上がりますが、下落相場ではとてつもなく下がります。そこで、これはメインの投資ではなく、「早くお金持ちになりたい」という自分の欲望を消化するための“遊び”だと割り切りました。

そして、ある独自のルールを編み出したのです。


そのルールとは、基準価格が設定来から何%上下したかで、その日の購入金額を決めるというものです。

  • マイナスの時:下落率が大きくなるほど、購入金額を増やします。
  • プラスマイナスゼロの時:500円とします。
  • プラスの時:上昇している時は、購入金額を減らします。ただし、最低でも100円は購入します。

このルールは、相場の下落時に安く多く購入し、上昇時には無理に買い増ししないという、いわゆる「押し目買い」の考え方に基づいています。

私が始めた2022年4月はすでに大きく下落していたタイミングでした。

【例】
下落時:


2022年12月26日には基準価格が設定来でー61.43%まで下落し、この時は1,110円(500円+610円)を購入していました。

上昇時:

2024年7月10日には基準価格が設定来で+5.90%まで上昇し、この時は450円(500円‐50円)を購入していました。

 


「半分売却ルール」と新たなレバナス

この“遊び”投資には、もう一つルールがあります。
それが「含み益が100%を超えたら半分売却する」というルールです。

ちょうど2024年7月頃、毎日コツコツと積み立ててきた楽天レバナスの含み益が100%を超えたので、半分を売却しました。

税金が引かれた後の約14万円は、結局使うことなく、そのまま楽天・プラス・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンドに入金しました。

そして、この売却を機に、以前から存在は知っていた「au AM レバレッジ NASDAQ-100」への新たな積立を始めることにしました。


楽天レバナス(信託報酬:年率0.77%(税込))に比べて、auのレバナス(信託報酬:年率0.4334%(税込))は信託報酬がより低コストで運用できるのが魅力的だったからです。

auのレバナスには「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」の2種類があり、私は長期的な上昇を期待して「為替ヘッジなし」を選択しました。

為替ヘッジなしは、円安局面で基準価格が上がりやすくなる一方で、円高局面では下落するリスクもあります。それでも、為替ヘッジありよりもコストを抑えられるメリットを優先しました。

auのレバナスでも、楽天レバナスと同じく下落した時に多めに購入するルールを適用しています。

 


結局、一番の正解は…

レバナスは、毎日積み立てているので、日々の変化を実感できますし、下落時には多めに投資できるので、心の支えにもなっています。

毎月決まった額をインデックス投資に回すだけでは退屈に感じてしまう私にとって、良い刺激ニヤリになっています。

投資金額全体から見れば数パーセントに過ぎないので、最悪なくなってもいいという気持ちでいられるのも気楽でいいです。

この「遊び」を通して、自分自身の欲望と向き合い、それをコントロールする方法を学べた気がします。

ちなみに、一番資産を増やしてくれているのは、2018年から始めたつみたてNISAのeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。

レバナスとは投資期間も金額も全く違うので単純な比較はできませんが、やはり王道であるインデックス投資の安定感は格別です。
コツコツと長期で続けることで、複利の力が働き、気づけば資産が雪だるま式に増えていく。この確実で堅実な資産形成こそが、インデックス投資の最大の魅力だと改めて感じています。

レバナスはあくまでサブとして、メインのつみたて投資を辞めないための「お守り」のような存在。
これからもこの“遊び”を続けながら、投資ライフを楽しんでいきたいと思います。