＊車無しで巡る坂東三十三観音＊
第28番 滑河山 龍正寺(滑河観音)
サンキューちばきっぷを利用して、千葉寺、滑河観音、飯沼観音を巡ってきました
千葉寺の記事はこちらです
838年 冷害
による飢饉で領主小田将治が観世音菩薩に祈願したところ、老僧が川から十一面観世音像をすくいあげ『この淵より湧く乳水をなめよ』と教えた。
これが滑河の地名の由来で、この時の観音像を納めて堂を建立すると天候が回復し人々は飢饉から救われたというのが始まりの、天台宗のお寺さんです。
滑河駅
線路は単線、電車も1時間に1本のローカル駅ですが、ここから『成田ゆめ牧場』
の送迎バスが出るため、家族連れが多く下車してました
滑河観音はここから徒歩で20分
踏切の向こうにコメリが見えてきました。
あと半分くらいかな
交通量が多くないので安心して歩けます。
龍正院(滑河観音)
仁王門(重要文化財)
立派な茅葺き屋根に龍神を模したしめ縄が素敵です
仁王尊
その昔、門前一帯が火事になったとき、仁王像が巨大な団扇であおぎ返して寺と周辺の集落を救ったといい、仁王尊は『火伏せの仁王
』と言われてます。
観音堂
中には入れませんが、格子越しにお前立ちの十一面観世音、毘沙門天、不動明王のお姿を何となく見ることが出来ました。
外陣の上部には天女や迦陵頻伽の彫刻や絵が描かれていて、お寺の繁栄がしのばれます
紅梅が綺麗
大きなクスノキ
弁天堂と子安観音堂
ボケ封じ道祖神
ボケて家族に迷惑をかけませんように
宝篋印塔
御朱印と御詠歌
左肩の千代紙で折られた見出しは、女性住職さんならではの心遣いですね
少しお話もさせて頂きましたが、こんな女性になりたいなと思う素敵な方でした
直売所しもふさ
電車の時間までかなり余裕があったので少し寄り道
小規模の道の駅です。
カーネーションとストックのお花を買いました。ストックが良い香り〜
下総利根宝船公園
広い芝生広場には何故か七福神の石像と宝船を模した展望台
子ども顔の七福神のお姿が可愛らしくて心和みます
あとからググると『しもふさ七福神巡り』にちなんで作られたそうです。
アクセス
JR成田線 滑河駅から徒歩20分
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました感謝
続いて、銚子の27番 圓福寺(飯沼観音)に向かいます
