(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
桑原朱美です。
今日のテーマは
「長所も短所もないとしたら〇〇だよ! 孫の一言が教えてくれたこと」です。
5年ほど前、島根に住む孫(当時6年生)とライン電話をしたときのことです。
「長所も短所も、本当はないんだよ。
じゃあ、それがなかったら何が残ると思う?」と尋ねてみました。
しばらく考えた孫の答えは――
「自由!」
思いがけない一言に驚きつつ、深く納得しました。
■長所と短所という窮屈さ
何気なく使っている「長所」「短所」
その言葉が子どもにとっては
「こうしなきゃいけない」という不自由さにつながるのかもしれないと
孫の答えから気づかされました。
大人は、悪気もなく
「長所だから伸ばそう」「短所だから直そう」と言いがちです。
そこで、孫にはこんな話をしました。
「そうだね!自由になれるよね。
そもそも、長所とか短所なんて、ないんだよ。
自分の“特徴”なんだって思えばいいんだよ。
だってさ、あなたのその元気でにぎやかなところは、
ばあばから見たらかわいいし楽しいけど、授業中にやりすぎると注意されるよね。
だから、短所でもなければ長所でもない
場面によって“結果”が変わるというだけなんだよ。
あなたの熱中するととことんやりつづけるところは、
粘土細工のときにはすごく役立つけど、
時間を区切らないといけない場面ではちょっと困っちゃう。
だから“長所だからOK” “短所だからダメ”なんて話じゃないんだよね
自分の特徴を知って、どう使うかを自分で決められる。
自分で選ぶことができる。
そこに“自由”があるってことなんだね」
■2つのリフレーミング
教育の現場でも「短所を長所に言い換えよう」というアプローチはよく使われます。
もちろん意味はありますが、
「長所と短所がある」ということが前提になっています。
プラスの結果になるかマイナスの結果になるかは 長所か短所かではなく
「場面との相性」
大切なのは、思考のレイヤーを上げること。
例えば
「臆病」(短所)→「慎重」(長所)と言い換えるだけでなく
「その特徴をどんな場面で生かすか」まで考えることが大切になります。
これは
「意味のリフレーミング(言い換え)」から「状況のリフレーミング(使い方の視点)」
へと発想を広げること。
自分の特徴をどう使うかを選べるとき、
私たちは本当の意味で「自由」になれるのだと思います。
「この子の特徴は、どんな場面で生きるのか」
そう考えながら関わると、子どもは自分の力を“自由に”発揮できるようになります。
■まずは大人自身が自由になろう
子どもたちの可能性を拓き、主体性を育むためには
まずは、大人自身が、当たり前のように感じてきたことから自由になることが
必要なのかもしれません。
11月下旬に出版する電子書籍でも、長所と短所についても、
より分かりやすくまとめています。
キャンペーン期間中は、kindleアプリがあれば、無料でダウンロードできます。
現在、着々と制作が進んでいます。
新作続々アップしています。
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