(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
桑原朱美です。
今日のテーマは
「実践アイディア付き/心のレンズ交換法則~見え方が変われば、人生が変わる~」です。
今日の記事は2020年2月14日の記事のリライト版です。
今回は法則の名前をちょっと変えて再度記事にしました。
さらに、今日の内容を子どもたちに伝えるための掲示物や保健だよりへの活用例も掲載しました。
■その“出来事”、どんなレンズで見ていますか?
写真を撮るとき、レンズを交換すれば、
同じ風景でもまったく違った景色が見えてきます。
それと同じように、私たちの心にも“レンズ”があるのです。
この法則は、以前私が「カラコソの法則」として大切に伝えてきた考え方を、
より親しみやすく伝えるために再命名しました。
名付けて──「心のレンズ交換法則」。
今の状況を、どんなレンズで見ているのか?
そして、どんなレンズに“交換”すれば、意味や希望が見えてくるのか?
その視点を変える力が、この法則にはあります。
■松下幸之助さんの“宝物”とは
松下電器(現パナソニック)の創業者・松下幸之助さん。
彼は、極貧・病弱・小学校中退という、
誰もが“マイナス”と捉える過去を、こう語っています。
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「私の人生の宝は3つあります。
(1)家が貧しかったこと
(2)体が病弱だったこと
(3)小学校しか出てなかったこと」
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普通なら「だから、しかたない」と言いたくなるような事実を、
彼は「だからこそ」と意味づけ直して生きたのです。
■言葉を変えると、現実が変わる
「貧しかったからこそ、豊かさの価値がわかった」
「病弱だったからこそ、人に任せ、信じる力が育った」
「学歴がなかったからこそ、人の話を素直に聴けた」
このように、レンズを変えるだけで、過去も自分も“意味を持った物語”になります。
■「心のレンズ交換法則」は、誰にでも使える
この法則のすごいところは、誰でもすぐに実践できること。
今、自分がどんなレンズで物事を見ているかに気づき、
「だからこそ、何が得られるだろう?」と問い直してみるだけで、
人生の焦点が変わり、未来が違って見えてきます。
■おまけコーナー:掲示物や保健だよりでの活用アイデア
【保健室前の掲示物に】
「今日の心のレンズチェンジ!」として、
例:「朝うまくいかなかった → “だからこそ”落ち着いて1日をリスタートできる」
のような一言を書いて掲示。子どもたちが“レンズ交換”を日常化できます。
【保健だよりのタイトル例】
『心のレンズ、曇っていませんか?』
『「だからこそ」が未来を変える』
『言葉を変えると、景色が変わる!』
子ども向けには吹き出し形式で
「〜だからしかたない」vs「〜だからこそできる」にしても◎。
【ワークシートに応用】
自分の「カラカラ言い訳」を書いてもらい、それを「カラコソ言葉」に変換する活動に。
例:「運動が苦手だから→やらない」→「苦手だからこそ、少しずつ慣れるチャンス!」
■最後に
私たちは、現実を選ぶことはできませんが、“どう見るか”は選べます。
今日も、ひとつだけでも「心のレンズ」を交換してみませんか?
p.s.1 受講生シロエナガさんのネットラジオでも、心のレンズをテーマにお話されています
すごくわかりやすいので、ぜひ聴いてみて
「嫌なあの子が頭から離れない」
https://stand.fm/episodes/6860d7d132b0979172a8f09a
p.s.2『spotify』で、ネットラジオ「5分でわかる保健室コーチング」
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