(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
桑原朱美です。
今日のテーマは
「超・逆算思考で『やらされ習慣』から『やりたくなる習慣』へ」です。
「早寝早起きをしましょう」「朝ごはんをしっかり食べましょう」──。
保健室では日々、子どもたちの健康を支える声かけが行われています。
けれど、どこか“習慣化そのもの”が目的になってしまってはいないでしょうか?
「健康にいいからやりましょう」というアプローチでは、
子どもたちにとっては「やらされ感」が強く、続かないのも当然かもしれません。
今日は、超・逆算思考によって「習慣化」そのものの意味が変わるというお話です
■大人にもある「目先の逆算」の落とし穴
これは私たち大人にも当てはまります。
自分は逆算が得意だと思っている人も、「超・逆算思考」という視点からは、意外と落とし穴が…
「仕事の納期に間に合わせる」などの“目先の逆算”は得意でも、
「理想の自分になるために今日どう動くか?」という“未来からの逆算”は、あまり意識されていないのです。
■大谷選手が実践する「超逆算思考」
大谷翔平選手の「9マスシート」は有名で、あのシートに注目が集まっていますね。
あのシートはもちろん素晴らしいのですが、どんなツールも、
使う人によってその効果は違います。
それは、その土台にある「思考」の違い。
あのシートが大谷選手を成功に導いたのは、彼自身に「超・逆算思考」があったから。
そう、彼の強さの源は、“超逆算思考”という思考習慣にあります。
明確な未来像があるからこそ、日々の行動が「やらねば」ではなく「やりたい」に変わる。
彼にとってトレーニングや生活習慣は、「やるべきこと」ではなく「ゴールに直結する当然の行動」なのです。
■子どもたちの習慣化にも“超逆算”を
この視点は、子どもたちにも活かせます。
例えば「早く寝ようね」ではなく、
「将来プロサッカー選手になりたいなら、体力が必要だよね。体力をつけるために、どんな生活が必要かな?」
と問いかけるのです。
そこから逆算すると、「早く寝る」「朝ご飯をしっかり食べる」「毎朝10分走る」など、
意味ある習慣が子どもたち自身の中から自然と立ち上がってきます。
■小さな行動に分解する
大きなゴールがあっても、「じゃあ今日何をする?」が決まらなければ
行動にはつながりません。
「21時にスマホをやめる」「5分だけストレッチする」など、“めちゃくちゃ細かい行動”に分解することがポイントです。
そのためには、まず、目標そのものも分解していく必要がありますが、
それはまた、機会があれば詳しくお話しますね!
■「正解を教える」から「一緒に描く」へ
養護教諭として大切なのは、「健康の正解」を一方的に伝えることではありません。
「なりたい自分」や「実現したい未来」を子どもと一緒に描くこと。
そして、「その未来に向かうために、どんな習慣が必要?」と問いかけることです。
■大人も「未来から逆算」してみませんか?
私たち大人もまた、「こうすべき」「やらなきゃ」ではなく、
「こうなりたいから、今こう動く」という選択をしていくことで、
習慣が“生きた力”になります。
まずは今日、「どんな未来を描きたいか?」を考えてみませんか?
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あなたは、どんな人生を過ごしたいですか?
ああ満足した! ああ素晴らしい人生だったと思える人生ってどんな人生ですか?
その未来から逆算して、最初の小さな一歩を踏み出す──
いくつになっても希望の未来を描く大人であれ!
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そして、それを実現するためのやりたくなる習慣は何ですか?
その習慣を楽しみにながら、毎日を丁寧に生きよう。
子どもたちが見ているのは、大人の生きる姿です。
桑原は、昨年度から「超・逆算思考」を学び、実践しています。
驚くほどの変化が起きました。
現在は、クローズドでこの講座をしておりますが、来年度はメルマガ読者様にも提供する予定です。
それでは、今日も素敵な1日を!

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