(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
桑原朱美です。
今日のテーマは
「実践から生まれる深く伝えるチカラ」です。
知識を得るだけでは、人は変われません。
学んだことを現場でやってみる。
そのプロセスで何度もうまくいかないことを経験し、試行錯誤しながら再挑戦を重ねる。
その積み重ねの中で初めて、知識は“生きた力”へと変わっていきます。
「なるほど、わかった」と頭で理解するのと、
「こういう時こそ、あの言葉が生きる」と身体で腑に落ちるのとでは、次元が違います。
「学んだことを自分の言葉で話せるようにします」
と、頭で考えているうちは、何も変わりません。
今日は、専門性を高めるために必要なことって何かを
一緒に考えましょう。
■できなかったからこそ、伝えられることがある
現場で何度もうまくいかなかった人ほど、
「なぜそこでつまずくのか」
「どこで誤解が生まれるのか」
を、リアルに語ることができます。
それは誰かから教わった“解説”ではなく、
自らの感情と体験を通じて腑に落とした“知の核心”だからです。
脳科学的にも、失敗や違和感は“学習の種”です。
脳は間違いや矛盾を感じたときにこそ、最も活性化します。
うまくいかなかった経験こそが、次の行動への回路をつくるのです。
■実践の量が「伝える力」をつくる
ある協会の代表がこんなお話をされていました。
「認定講師の中で、知識ばかりで現場経験のない人には、人が離れていく。
しかし、ゆっくりでも試行錯誤を続けた人は、自分の体験を通して深く語れる。」
私も同じことを感じています。
NLPを学びはじめた頃、知識では“わかったつもり”でいても、
現場でうまく使えず、何度もぶつかりました。
そこで試行錯誤し、ようやく、
「ああ、そういうことか」「講師の先生が言っていたことはこういうことなんだ」
と腑に落ちていく。
だからこそ私は、学んできたことを「現場で使える形」にすることにこだわり、
保健室コーチングのコンテンツを組み立ててきました。
■「現場」とつながった「進化」が専門性を磨く
ベーシックコースを全国で展開して18年。
受講生の実践からも、多くのことを学んできました。
「このワークではこういう誤解が起きやすい」
「ここでつまずくのは、こういう前提があるからだ」
こうした“気づき”はすべて、講座内容に反映され、進化を続けています。
2012年にリリースしたDVDと比べると、もはや別物と言えるほど。
社会も子どもたちも変わり続けています。
10年前の正解が、今はもう通用しないことも珍しくありません。
だからこそ、知識や資格ではなく、“実践と検証のサイクル”が専門性を育てる。
■「具体」から生まれる「法則」
たくさんやってみた人、
うまくいかない中でもやめずに試した人には、
自分の言葉で、聞く人に届く“伝える力”があります。
あれもこれもと、頭に詰め込んだ知識ではなく、
体験に裏打ちされた言葉こそが、人の心を動かすのです。
「学んだ」ではなく「やってみた」
「知っている」ではなく「使える」
「教わった」ではなく「腑に落ちた」
18年間、全国の現場の方々と学び合う中で、
この違いが、これからの時代に求められる“本当の専門性”だと確信しています。
素晴らしいのは、保健室コーチングではありません。
現場で泥臭く実践を重ねる方々であり、そして無限の可能性を持つ皆さんの目の前の子どもたちです。
そこを忘れてはならないのです。
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