(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
桑原朱美です。
今日のテーマは
「日ハム・新庄監督から学ぶ保健室経営」です。
プロ野球・日本ハムの新庄剛志監督。どんなイメージがありますか?
「奇抜」「パフォーマンス重視」など、
少し派手なイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、就任3年目の今、日本ハムはパリーグ首位!
桑原が大好きな阪神戦でもその采配が光っていました。
確実にチームの成果を出している新庄監督。
その裏にあるのは、個性を伸ばし、
未来志向でチームを導く“現代型リーダー”としての手腕です。
この「新庄流のマネジメント」は、「保健室経営」にも通じるヒントに満ちています。
今日は、それを紐解いていきましょう
■個性を信じて任せる
新庄監督は、年齢や実績に関係なく、可能性のある選手を積極的に起用しています。
失敗も許容しながら、それぞれの持ち味を活かすプレーを後押しする姿勢が、若手の急成長を生んでいます。
これは保健室にも同じことが言えます。
「症状」に注目するのではなく、「その子の今の状態と可能性」を見ていく。
たとえ落ち込んで来たとしても、その子の中には未来へ進む力があると信じて関わる。
そんなまなざしが、子ども自身の力を引き出すきっかけになるのです。
■データと感覚のハイブリッド活用
一見「感覚派」に見える新庄監督ですが、実際にはデータ分析チームとの連携も重視しています。
数字で裏付けられた采配と、自身の直感を融合させるスタイルはとても現代的です。
保健室でも、日々の来室記録や健康観察のデータと、私たちが現場で感じる“違和感”や“引っかかり”を合わせて読む力が求められます。
「感覚だけに頼らず、でも感覚も信じる」――このバランス感覚が、予防的支援の精度を高めてくれます。
■安心+ワクワクの空間をつくる
新庄監督が大切にしているのは、「選手がワクワクする空気をつくること」
練習から本番まで、自由と挑戦が許される場を整えることで、選手たちは自分の力を出しやすくなっています。
保健室でも同じです。
「安心して休める場所」であると同時に、「元気になったらまたやってみようと思える場所」にシフトしていくことが、
これからの保健室経営の鍵です。
来室した子に、希望の未来を描かせる問いかけ。
そんな“ワクワクの再点火”ができる場づくりを意識していきたいですね。
■ビジョンを持って子どもを育てる
新庄監督は、就任当初から「3年で優勝を狙う」というビジョンを掲げていました。
そのために、目先の勝ち負けよりも、選手育成やチーム作りを優先し、長期視点での改革を進めてきたのです。
私たちも、保健室での対応を、その時その時にとどめるのではなく、
「この子が3年後、どんなふうに生きているか」を見据えた関わりが必要です。
今すぐ結果が出なくても、子どもの中に“自分を立て直す力”の芽をまく。
それが、養護教諭の本当の専門性のひとつだと思うのです。
■未来へつながる保健室へ
保健室は、ケガや体調不良だけを処理する場所ではないことは言うまでもありません。
安心し、気づき、未来に向けて再スタートする場。
子どもたちが「また頑張ってみよう」と思える小さなきっかけをつくれる場所。
そのために、私たちは「支える」だけでなく、「引き出す」「再点火する」関わりをもっと意識していきたい。
新庄監督の采配は、
そんな“可能性に満ちた保健室経営”にもつながるヒントがたくさんあります。
ぜひ、今シーズンの彼の姿に着目してみてください。
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