皆さんこんにちは!

最近、新聞やテレビ、インターネット、書籍などでNISA(ニーサ)とiDeCo(イデコ)という言葉をよく耳にしませんか?
どちらも資産形成・運用に関わる言葉なのですが皆さんはご存知でしたか?

NISAとは少額投資非課税制度の事です。簡単に言うと株や投資信託(投信)などの運用益や配当金を一定額非課税にする制度の事です。
元々イギリスで始まった少額投資を優遇する非課税制度の個人貯蓄口座(Individual Saving Account 略称ISA)を日本版として作った日本版ISAのことなのです。NISAという名称は愛称の募集を行って決められたそうです。

iDeCoとは個人型確定拠出年金の事です。確定拠出年金制度は以前から日本にあり日本版401Kなどと呼ばれていました。こちらも簡単に言うと公的年金(厚生年金、国民年金)とは別に自分で積み立てる私的な年金制度です。一定の金額を積み立てて、老後に受け取る年金を増やすことができます。
確定拠出年金には企業型と個人型ありますが、企業型は企業が掛け金を拠出し、個人型は個人で掛け金を拠出するものです。個人型は従来、個人事業主と企業年金が無いサラリーマンしか加入することが出来ませんでしたが2017年1月から制度が変わり、公務員、専業主婦まで加入することが可能になりました。ちなみにiDeCo(イデコ)とはindividual-type Defined Contribution pension planの略です。NISAと同じく愛称の応募で決められました。
individual-type:個人型
Defined Contribution pension plan:確定拠出年金(略称でDCとも呼ばれている)

どちらも税制面でとても有利な制度になっている為、特に子育てが終了しようとしている40代後半の方に
は老後資産を作るのにとても良い制度だと思っています。すでにお勤めの企業で確定拠出年金を行っている方は更にNISAも取り入れることにより、よりお得な老後資産の形成が可能になると思います。

確定拠出年金をまだ行っていない方は一日も早く取り組まれる事をお薦めします。これは30代の方にも言えることです。私も現在30代ですが我々の世代は公的老齢年金は期待できません。自分年金を作り自分の老後は自分で守らなければならない世代です。

ではこのNISA(ニーサ)とiDeCo(イデコ)がどのように有利なのかは次回のブログでお話ししたいと思います。