皆さんこんにちは。
子育て支援ファイナンシャルプランナーの坂上正喜です。

今回は親の収入によって起きてしまう教育格差についてお話ししたいと思います。
最近よくニュースや新聞で親の収入が低いことにより子供が塾などに通えず、進学校に
進むこともできず、教育格差が進み子供が低収入の仕事にしかつけなくなるという
内容を聞きます。
しかし、そんな事が現実に起こってよいのでしょうか?
親には親の人生、子供には子供人生があります。たとえ親子といえども子供の人生を
親の都合で閉ざしてしまうというのはあまりにも理不尽ではないでしょうか?

大半の親は苦しい中でベストを尽くし子供を必死に育てています。その中でどうしても
低収入から抜け出せないこともあると思います。親も子供が望む教育を受けさせてあげる事が
できずとても苦しい思いをしていると思います。

この教育格差は全てが親の責任とは言えないのではないでしょうか?
たとえ経済的に厳しい状況であっても子供に自分の人生、将来を切りひらく方法を教えない
社会、教育にも問題があると思います。
自分も我が子の通う公立学校へ授業参観やその他行事で行く事が多々ありますが、率直に言って学校教育のレベルが下がっている事を実感します。授業内容、人としての教育など先生方は責任感を持って指導していないように感じます。確かに学校教育だけに任せていたら親の収入格差で子供の教育格差につながってしまうと思います。子供が自ら学ぶ、自信を持って何かに取り組むような積極性を育む教育が無いからです。間違えた事をいけない事と捉えさせてしまう学校教育では積極性が育まれることはありません。
間違い、失敗は経験であり、その間違い、失敗から何かを学び次に生かす事を教えるべきではないでしょうか?

そして子供の頃から金銭教育の場を与え、お金の考え方、扱い方等々を教えるべきです。
金銭教育については子供だけでなく親も学ぶ必要があると思います。子供の一番身近にいる親が
子供に直接お金の教育をすることにより、そして専門家から親子でお金について学ぶことで
少しでも子供の教育格差是正につながると思います。

私は子育て支援ファイナンシャルプランナーとして子育て世帯のお金の相談、コンサルティングを行っていますが、将来は子供に対するお金の教育を支援していきたいと考えております。
この日本から親の低収入による子供の教育格差是正を目指して歩みたいと思います。