ファイナンス素人でも合格できるCFP独学勉強法 -2ページ目

ファイナンス素人でも合格できるCFP独学勉強法

これからCFP取得にチャレンジする筆者が、ファイナンス知識がない人でも独学でCFPに合格するための勉強方法や勉強内容をシェアしていきます。

ソルベンシー・マージン比率という言葉聞いたことありますか?


『なんかかっこええ用語やなぁ~』というのが、私の第一印象だったのはさておき、これは何かというと、自分が加入している保険を提供している保険会社にどれだけの信用力があるかを表す指標です。

もう少し詳しく言うと、大地震や津波、あとは国家レベルで問題になるような感染症など、予測を超えるようなリスクが発生した場合に、保険会社にどこまでの支払能力が備わっているかをあらわします。


(ソルベンシー・マージン総額 ÷ リスクの合計額の2分の1) × 100』という計算式で出すのですが、この値によって次のように3段階で判断されます。

・200%以上・・・保険金支払い能力あり
・0~199% ・・・保険金支払に懸念あり(早期是正措置として経営改善命令が出ます)
・0%未満   ・・・保険金支払い能力なし(業務停止命令が出ます)


このソルベンシー・マージン比率については『ちょっとイケてないんじゃない』という批判のある指標で色々と議論されているそうです。

CFPの試験になるとそのあたりの突っ込んだ内容も勉強していく必要があるのですが、2級の試験では200%が基準になっているところを覚えておけば大丈夫かなと思います。



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8回にわたってお話してきた医療保険ですが、今回が最後になります。

最後は期高齢者医療制度についてです。


サラリーマンの人とその被扶養者は健康保険、自営業者などその他の人は国民健康保険ということを説明しましたが、実はこれは75歳までの話で、75歳になるといったんこれらの保険を脱退することになります。
(75歳以上が原則ですが、65歳以上の障害認定者も対象になります。)


その代わりに、加入するのが後期高齢者医療制度です。

基本的に後期高齢者医療制度では医療費の自己負担割合が1割になり、保険料は年金から天引きされる形になります。

ただし、現役並み所得者は3割負担、年金額が18万円以下の場合は口座振替も可能という例外があり、たしかここは試験でも問われていたと思います。

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GDPという言葉をニュースや新聞などで見たり、聞いたりすると思います。

今さら人に聞けないなぁと思っている方もいるかもしれませんね。
FP2級の試験でも知っておくべき内容のひとつなので、簡単に説明します。

GDPというのはGross Domestic Productの略で、日本語でいうと国内総生産といいます。
一定期間内に国内で生産された付加価値の総量のことです。


たとえば、製造業だと材料を仕入れて、製品を作って、顧客に販売します。
このときに仕入の価格や製造するのにかかる人件費などのコストをかけて製品を作ります。

その作った製品を顧客に販売しますが、顧客はその製品に対して感じる価値と見合った価格だと思ったらお金を払ってそれを買います。
つまり、企業はもとある物に手を加えて価値を高めたり、新しいサービス作って価値を生み出したりということをします。


この高めた価値や生み出した価値が日本全国でどれくらいあったのかを見る指標が国内総生産(GDP)だということです。


そしてもうひとつ覚えておいてもらいたいのが、経済成長率という言葉です。
これは内閣府が四半期ごとに発表しているものですが、GDPがどれくらい伸びているかをあらわしたものです。


この2つの用語はFP2級試験だけではなく、ニュースなどでも頻繁に出てくる用語なので、覚えておいて損はないと思います。