想い続けた事で少しずつカタチにできました。 | ファッションを自由に楽しもう!エスプリローブ鈴木綾
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ファッションを自由に楽しもう!エスプリローブ鈴木綾

着る人のパーソナリティを引き出し一人一人に合わせて服を作る『アトリエエスプリローブ』オーナー。
車いすファッションプロデュース プロデューサー。
ハンドメイド教室 作家のいえ主宰。

昨日、ネクスタイド・エヴォリューション様とのコラボ商品の受付を開始しました。

テレビやラジオ、雑誌、スーパープレゼンテーション、また海外諸国でもご活躍の方とのコラボレーションは大変勉強になりました。

ネクスタイドさんの代表ご存じの方であれば、私のように小さく小さく活動している者でもなぜご一緒できるのかお分かりになるかと思います。

仕事の大小に関係なく、プロアマ等も関係なく向き合って下さいます。
この姿勢が世界の人々を魅了しているのでしょうね。ファンの数が凄いですから^ ^


節目でもあったオーダー開始日の朝、私はこれまでの作業が走馬燈のようによみがえり、涙が止まりませんでした。


自分の想いを発信していくのは易しいけれど、想いをカタチにすることの難しさ、身をもって体験しました。


そして、ここでご紹介できないくらい多くの方の応援やご協力を頂きました。

出会ってくれた全ての皆さまに感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございました。

これからも、未熟な私にご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

 


ところでこのサングラスケースをなぜ作ったのか、
3分だけお付き合い下さい。



大量生産で作られ安く売られるファッションに慣れてしまった私たち、このサングラスケースはただの可愛いポーチとだけにしか映らないかもしれません。



しかし、これにはたくさんの思いが詰まっています。




私は、障がいのある人が着やすく着崩れせずに過ごせる洋服を提供することを活動の中心としています。




中でも強烈に印象に残っている、ある時出会った人が言ったことばがあります。



「障がいのある自分の体が悪いから洋服が合わないのだと思って、幼い頃からずっと生きてきた。」


これまで20年以上洋服を作ってきた私の頭に鐘が突かれた瞬間でした。




・・・・




洋服は自由自在に作り替えられます。



私は体が悪いのではなく洋服こそが問題だと思いました。



後に出会う人も、同じように自分の体が悪いという考えを持っている人が多いということも分かり悲しくなりました。




この考えを無くす為には、洋服の構造は自分の体に合わせて変えていけるということを知ってもらわなくてはならないと思いました。




それもなるべく幼いうちに知る必要がある。
自分が悪いと否定せずに、介助してくれる大人や社会に遠慮せずにのびのびと成長して欲しいと。


ファッションが障がいのある人を思う優しい作りになれば、外へ出てくるきっかけになるのかもしれない。

障がいあるこども達が社会の中に当たり前に出て来て、自立していける環境を作るために、私にはいったい何が出来るのだろうか。


そんなことを考え続けていた時、偶然特別支援学校へ訪問でき、学生達と触れ合わせて頂いたのでした。





私が出来ることといったらもの作り程度、それを使ってこどもたちを社会で自立させられる程のことが自分には出来るのか、、、不安に思いながら学校の門をくぐりましたが、学生達の輝く目を見ていたらそんな不安や迷いは吹き飛びました。







「今、目の前のこの子達の仕事を生みたい!」







そこにはファッションの仕事に憧れながらもそれは自分には叶わぬ夢でしかないと諦めている子もいました。



彼女らをひとりひとり見守る先生方に聞いてみました。


「私に何ができるでしょうか?」




 

「これまでアパレルの仕事をすることはありませんでした。やりたい子はたくさんいるんです。だけど、受け入れもらえず、、、。どんな小さな情報でも構わないので教えてください」と必死な様子が返ってきました。



卒業後、家に引きこもらないように、仕事を通して社会に貢献していけるように、日によっては体調が悪くなってしまう彼らを理解してくれる企業に出会えますように、そして何よりも、やりたい仕事を実現させてあげたい…


先生方の沢山の愛を感じました。





学校では仕事のトレーニングをしています。



朝(訓練室)出勤して、働き、退勤という流れを毎日、春と秋に約3週間行います。

遊び呆けていた私の高校時代と比較したら、日々努力している彼らに頭が下がりました。




一方、私はネクスタイドさんの提唱するピープルデザインに共感しており、その要素を持つ商品作りとして既に走っていたこのケース作りを、彼らに参加してもらいたいと提案しました。


即、話を聞き入れて下さり、今回のサングラスケースの商品化に特別支援学校の生徒の仕事が加わったのです。



彼らが、製作に携われる職業訓練があるこの限られた貴重な期間に、これまでにやりたくても出来なかった経験をして、ひとつでも多くを学んで、力にして巣立って欲しい。


だから、今月に向かって全力投球してきました。


約1年間に渡り、商品作りの背景を整えてきました。

デザインを起こす作業、サンプルを修正する作業を繰り返しました。



・チャレンジする人々を応援し力になれる活動を続けられますように




・使う人を思う優しいもの作りをこれから先も行っていけますように




・家で孤立せず社会へ出て人が交流するきっかけを作っていけますように



 と、メッセージを込めて製作致しました。





これからの時期に欠かせないサングラスのサイズに合わせたポーチ。

制作当初はカラビナは付いていなかったのですが、流石の須藤さん、出し入れしなくても良いように外に引っ掛けられるデザインにしよう!と。


こうしてサングラスケースは出来上がってまいりました。









皆さまの生活の中に、これらの想いをそっと携えて頂けましたら、この上なく幸いです。





最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。


エスプリローブ代表 鈴木綾


6/16までオーダーを受付(その前に数量なくなれば終了します)、
その後製作をして、7月上旬にお届けの予定です。

応援したいというお気持ちの方々からお申込を頂いています。
デザインを気に入ってくださりご購入頂く方、デザイナーとして嬉しい限りです。
このような活動を維持できることは皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。

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