吉本興行から以下のようなメッセージが発表されました。

 

ありきたりな回答だなあ、とも思うけど、

「法令順守」は「人権意識向上」への取り組みには

嘘はないとも感じる。

 

特に、

アインシュタイン稲田さんやEXITなどのような、

 

知的であったり、

優しさも感じさせられる人もいる。

 

吉本ではないが、

ぺこぱのような

「人を傷つけない笑い」を

模索している芸人もいる。

極めつけはウーマン村本なのだ。

 

昭和のお笑い芸人のお下劣さや

セクハラ笑い、いじめ笑いは

目も当てられなかった。

昔は、貧困家庭の人とか、

不登校だったり、

学歴も高卒や中卒の人も

いて、

「逆境が力」

だったこともある。

 

「衣食足りて礼節を知る」

とは良く言ったもので、

平成には、

大卒の芸人さんが増えた。

 

吉本自体も、

「闇営業」などの

社会的批判も受けてとか、

「コテコテの大阪風お笑いにアレルギー」な、

日本全国からの目も

意識するようにもなっていたのか、

昭和時代よりも常識的な

芸風にもなって来ていたと感じる。

 

けれども、

「ダウンタウン」や松本氏には

吉本の祈りは通じなかったのだと思う。

 

「昭和の笑い」で人気を得た者は、

新しい道徳観とか

「人権意識」は

「ちゃんちゃらおかしい」

のだ。

 

それは松本人志だけではない。

 

他事務所、

お笑いではない芸能事務所や芸能人も

松本氏と同じ意識の人も

多いはずだ。

 

世界や時代は変わったのだ。

 

いつまでも

「古き良き時代」

「ハンフリーボガードの時代」

「銀恋をOLが無理やり上司と歌わされる時代」

ではないのだ。

 

芸能界は別世界ではない、

「お茶の間」とは

地続きな世界なのだ。

 

たまには

仁藤夢乃さんや

上野千鶴子さんの

講習を受けなさい。

 

(抜粋)

「・・・もとより、当社におきましては、様々な差別・ハラスメントは重大な人権侵害であり、到底許されるものではないとの認識に基づき、吉本興業グループ行動憲章の中で「人権の尊重」「法令等の遵守」を掲げ、社員及び所属タレントに対して同憲章の周知徹底を図ってきているところです。

今後、当社といたしましては、引き続き、コンプライアンスアドバイザーの指導等を受けながら事実確認を進め、その中でコンプライアンスの指導・教育を行っていくとともに、ガバナンス委員会からのご意見等を踏まえ、個人の尊厳・人権の尊重という基本的な理念について改めて教育の場を設け、ハラスメント等に対する意識を高める研修を実施してまいりたいと考えております。

(全文は下)

https://yoshimoto.co.jp/info/1378/

・・・」

 

Arc Timesでは、松本人志氏の報道と吉本興業の取材での回答について、尾形編集長と議論↓

https://youtube.com/live/wjQD3tKcd6A?si=dXirnJKGhCcYVfTV