ダイドーからシンプリーデザインコーヒーというのが出ている。
たしかにデザインは斬新でおしゃれである。そしてシンプリーというだけあってシンプリーである。
しかし、味は普通である。
まぁコーヒーはコーヒーなので、味は普通ということを百歩譲って我慢することにしても、一体何のためのシンプリーデザインなのか、そしてそれが何を意味するのか、もっと深いコンセプトは何なのか、ということが謎である。
シンプリーデザインについて、英語で「イノベーティブなデザインだ、とか、チームINGによってデザインされた」とかはっきり言ってどうでもいい説明が、4面中2面に渡って同じことが書かれている。うん、英語でね。
何のためにシンプリーに行き着いたのか分からない。
普通なら、「シンプリーデザイン=添加物、保存料など一切無し」的な構図だろう。
でも、そんなことは書かれていないし、原材料もフツーに見える。
上記のようなコンセプトで無いならば、このデザインはただの自己満足だ。
意味が無い。
と、ここまで書いたところで、ダイドードリンコHPに行った。
シンプルな理由は、
「他の商品がごちゃごちゃしたパッケージだから、逆に映えると思ったため」
「中身は、コーヒー+牛乳+ミルクというシンプル構造」
「英語にしたのは、かっこいいから」
とのこと。
まぁつまり、ただ単にデザインウケを狙った商品ということ。
デザイン9割、残り諸々1割の商品である。
味に特徴は無いんだもん。まぁでも、ちょっと甘くて美味しいからいいか。
否定的にとらえていたが、気付いた。
売れればいいんだ。
そう、売れればとりあえずいい。
無駄にコンセプトコンセプト言って、こだわりまくって、売れないより百倍いい。
ま、とりわけ、現代人はデザインの素敵なのを好むから、デザイン重視は理に適っているかもしれない。
でも、HPを見てもらえれば分かるけど、ちょっと稚拙すぎる気がやはりする・・・うーん、このバランスの取り方が難しいね、発信側と受信側のどちらに重きをおくか、ということにも関わってくると思うけど。
とにかく、一ついえることは、この商品をこのコンセプトで、うちの社長に見せても、絶対OKをもらえないと思うということだけ。