この本おもしろいです。
日本画の博士号を初めて取得したほどの力量はもちろんですが、それだけでは今日の世界の村上隆にはなりえませんでした。
彼は欧米のアートの歴史を追い、アートの世界を読み取り、ビジネスとしてのアートの世界の構造を完璧に理解したうえで、それら全ての文脈、構造のルールに沿うような作品を出していきました。
また、その表現において、日本人としての強味を充分に生かしました。
そしてまたまた、彼は日本の歴史を紐解き、敗戦から漫画・オタク文化までをつなげました。そうすることで、彼なりの日本の芸術、文化を咀嚼したのです。
その上で、彼の個々の作品、またキュレーターとしての表現力と、プレゼンテーション能力を加えて、初めて世界の村上隆になったのです。
かっこいい、かっこいいよ、隆。
ほんと、最近は起業系に役立つ素晴らしい本に出合えている。
ていうかダブル村上どころか、隆を入れてトリプルムラカミですね。
今の村上たちはすごい。
いや、本当この本は感動しました。