思わぬトラップ。
近所でよく使う小さな小さな八百屋さんがある。
小さな小さな八百屋さんだけど、とても品質がいい野菜を安く取り扱っているので、かなり重宝するのである。
自宅に缶詰状態が続く今日この頃、毎日の気分転換はもっぱら昼夜の自炊ということもあり、最近はことさらその八百屋さんに通っているのだが、そこはとても愛想のいいおじさんが店番をやっていて、いつのまにやらちょっとした世間話を気軽にするようになっていた。
で、昨日、おじさんが「前々から思ってたんですがね」と言うので、「なんですか?」と尋ねたところ、
「おにいさん、高相容疑者に似てるよね?」
と言うのだった。
「そんなん初めて言われましたよ。物騒だなあ」
とか、
「つか、裁判受けたんだから、もう容疑者じゃないでしょ?」
などと冷静に受け答えをする以前に、
「前々からそんなこと思ってたんだ…」
というショックの方がデカく、「ちょっと、やめて下さいよー」的ないたって普通な返ししか出来ない自分に猛烈な未熟さを感じ、その日一日、ちょくちょくそれを思い出しては、悔しい思いでいっぱいになった。
だって、ネタ的に見ても、あまりに「今頃?!」じゃないですか。
さすがに対応効かないっスよ…。
近いうちにサーフボードを小脇に抱えて、
「いいの入ってますか?」
って言いに行ってやろう。
いや、面倒臭いからやっぱやめておこう。
それに、もし、本当になんか白いの出してきたら、上手く対応出来る自信がイマイチないんで。
「ひっかかったー、薄力粉ですよぉ」
なんてさらに追い打ちをかけられたら、その場で泣いちゃうかもしれないんで。
つか、新鮮な野菜が欲しいだけなんだよ、いつだって俺は。
じゃ、シーユー。
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こんなところまでぬかりなし。